iCloudを使ってiPhoneのバックアップをしていると、どうしても容量が足りなくなってしまいがちです。
毎月数百円を払ってiCloudストレージをアップグレードするというのも一つの方法ですが、お金を掛けたくないって方も多いでしょう。
ほとんどの場合、ストレージを圧迫している要因は「写真」のデータかと思います。
そこで今回は、iCloud上に保存している写真データを削除する方法について詳しくまとめていきたいと思います。
iCloudに保存している写真データを削除する方法
ではiCloud上に保存した写真データを削除する方法をご紹介します。
手順は以下の通りです。
- パソコンから「iCloud.com」にアクセスする
- 「写真」を選択する。
- 削除したい写真を選択する。
- 上のメニューバーの「ゴミ箱」を選択する。
- 「削除」を選択する。
本体のデータも消える?
iCloud上に保存した写真を消してしまうと、iPhone本体に保存しているデータまで消えてしまうんじゃないかと心配になる方もいるかと思います。
たしかにiPhoneのバックアップ方法としては、「同期」という形式を取ってデータを保存するため、iPhone側のデータにも影響が出てしまうような気もします。
ですが安心してください、iCloud上のバックアップデータを削除してしまったとしてもiPhone本体のデータには全く影響はありません。
iPhoneの同期と言うのは、あくまでもiPhone側のデータをiCloud上のデータに上書きすると言う内容のため、本体のデータを直接消さない限りはデータの原本が消えることは無いんです。
ただし注意しておきたいのが、「iCloud写真(旧iCloudフォトライブラリ)」の機能がオンになっている場合です。
この場合は、iCloud上の写真データとiPhone側の写真データが連動してしまっているため、iCloud上のデータを削除するとiPhone内からも削除されてしまいますので気を付けてください。
ストレージを節約するには…
とは言えiPhone本体のストレージにも限界はあるし、どこかに保存しておかないわけにもいきませんよね。
そんな時は、パソコンなどの他の端末にデータを移動することをオススメしておきます。
同期とは違ってデータを移動させることで、iPhone側のストレージに空きを作ることができます。
具体的な方法については以下の記事でまとめてありますので参考にしてください。
⇒iPhoneの写真をパソコンに保存する方法―勘違いで消しちゃうその前に
パソコンを持っていれば、iTunesを使ってパソコンにデータを退避しておくことができるんですが、持っていない場合にはそうもいきません。
そんな時は、「Googleフォト」などの外部のデータ保存サービスを使ったり、最近はiPhoneのデータをWi-Fi経由でSDカードに保存するためのツールなどもあるので、うまく活用してみてください。
まとめ
今回は、iCloud上に保存した写真データを削除する方法について詳しくまとめてみました。
「写真」のデータって、万が一消えてしまったりすると取り返しが付かないケースも多いし、色々保管方法などもあるものの、ややこしい内容のものも多いため結構不安ですよね。
今回の記事を参考に、iPhoneのストレージをうまく管理してみてください。
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