以前は Windows におけるメジャーなWebブラウザだった「Internet Explorer」ですが、最近はあまり使用している方も減ってきているみたいです。
とは言え、まだまだ現役のアプリと言うことで、もしもの時の対処法などは知っておきたいところ。
その対処法として代表的な「キャッシュクリア」について今回は色々とまとめてみたいと思います。
「キャッシュクリア」とは
まずは「キャッシュクリア」って何?って方向けに、どういった意味なのかについて簡単に解説しておきたいと思います。
キャッシュクリアをざっくりと説明すると、パソコンやスマホなどのコンピューター内にたまった無駄なデータの断片などを整理して削除する処理のことです。
要はお部屋のホコリを掃除するような感覚で、コンピューターをキレイにリフレッシュするような感じですね。
「Internet Explorer」を使用して何か検索したり、動画を見たりするたびに、このキャッシュが蓄積されていきます。
「キャッシュクリア」をするとどうなる?
キャッシュクリアをすると具体的にどうなるのかについても軽く触れておきましょう。
キャッシュはホコリのようなものだと説明しましたが、もちろん弊害もあります。
「Internet Explorer」のキャッシュが溜まり過ぎてしまうと、動作が重くなってしまったり、処理が遅くなってフリーズしてしまったりと言ったトラブルの原因となってしまいます。
また、過去の Web サイトの情報が残っていることで、うまくページが表示できなくなってしまうこともあります。
定期的にキャッシュクリアを行うことで、そういった状態を改善することができるわけですね。
キャッシュクリア時の注意点
Web ブラウザのキャッシュクリアを行う際に、注意すべき点が一つあります。
それは「クッキー」の存在です。
「クッキー」と言うのは、一度訪れたことのある Web サイトの情報をブラウザ内に保管しておくことで、次に閲覧した時に前回の情報を引き継いだりすることができるデータのことです。
キャッシュクリア時の設定によっては、この「クッキー」ごとすべて削除してしまうため、ログイン情報を記憶させていたり、ブラウザゲームをプレイしている場合には気を付けましょう。
「Internet Explorer」のキャッシュクリア方法
では本題である「Internet Explorer」でのキャッシュクリアの方法について解説していきましょう。
今回は Windows10 にも標準搭載されている「Internet Explorer11」でのキャッシュクリア方法をご紹介します。
基本的にはバージョンが違っていても、項目自体にはそれほど違いがありませんので何となくわかるかと思います。
手順としては以下の通りです。
- 「Internet Explorer」を起動する。
- 右上の「メニュー」アイコンをクリックして「インターネットオプション」を選択する。
- 「全般」タブを選択する。
- 「閲覧の履歴」内の「削除」をクリックする。
- 以下の項目にチェックを入れて「削除」をクリックする。
- インターネット一時ファイルおよび Web サイトのファイル
- クッキーと Web サイトデータ
- 履歴
これで、キャッシュクリアは完了です。
まとめ
今回は、「Internet Explorer」のキャッシュクリア方法やその効果について詳しく解説してみました。
普段あまり意識する機会も少ないかと思いますが、こういった細かい部分からも確実にパソコンに負荷は掛かっていきます。
ご紹介した方法を参考に、定期的にキャッシュクリアを行って、快適な環境を維持できるようにしたいですね。
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