パソコンを使っていると、このキーって何に使うんだろう…なんて感じたことはありませんか?
中でも「CapsLock」と言うキーは意外と目に入るものの、時に操作の妨害をしてくることなんかもあって、邪魔だと感じているユーザーも多いんだとか。
と言うわけで今回は、「CapsLock」を無効化する方法について詳しくまとめていきたいと思います。
「CapsLock」の役割は?
ではまず「CapsLock」が何のために存在してどういった役割を持っているのかについて簡単に解説しておきたいと思います。
「CapsLock」とは、アルファベット入力時の大文字と小文字を切り替えるためのキーのことです。
Windows対応のキーボードであればだいたい左端の「Shift」の上辺りに配置されているかと思います。
基本的にWindowsの標準設定では通常入力時は小文字での入力になりますが、この「CapsLock」をオンに切り替えることで、その設定が反転します。
- 「CapsLock」オフ:通常時→小文字 Shift入力時→大文字
- 「CapsLock」オン:通常時→大文字 Shift入力時→小文字
「CapsLock」が邪魔になる場合も…
パソコンで作業をしたりゲームをしたりしていると、意図せずに「CapsLock」がオンになってしまっていた…なんてことが結構よくあるんです。
テキストを入力している最中ならすぐに気づけるんですが、知らない間に「CapsLock」がオンになっていると色々と弊害が出てしまうことも。
例えば、Webサイトなどでパスワードを入力する際に誤入力となってしまったり、ゲーム中の操作に影響を及ぼしたりと、結構邪魔なキー扱いされることが多いんです。
と言うわけで、何とかこの「CapsLock」キーを無効化する方法は無いものか、確認していきましょう。
「CapsLock」を無効化する方法
では本題の「CapsLock」を無効化する方法についてご紹介していきたいと思います。
無効化の方法としては2通り存在しますが、それぞれリスクなどもあるため自分に合った方を選択して実施してみてください。
「IME」を使って無効化
まずご紹介するのはWindowsに標準搭載されている日本語入力ソフト「IME」の設定を変更することで「CapsLock」を無効化する方法です。
後ほど解説するレジストリの操作には多少リスクも存在するため、基本的にはこちらの方法を実施するのがオススメです。
具体的な手順としては以下の通りです。
- タスクバー下部の「IMEアイコン(あ or A)」を右クリックする。
- メニュー内の「プロパティ」を選択する。
- 「詳細設定」をクリックする。
- 「全般」タブを選択する。
- 「編集操作>キー設定」の項目内の「変更」をクリックする。
- 「キー設定」タブを選択する。
- 「*キー」列内の「英数」を探して選択する。
- 右下の「削除」をクリックする。
- 「適用>OK」とクリックする。
これで、「CapsLock」を押してしまっても設定が変更されないようにすることができます。
ちなみに元の状態に戻したい場合は、「キー設定」内の「ユーザー定義」の部分を「Microsoft IME」に切り替えてやるだけでOKです。
レジストリを編集して無効化
続いてご紹介する方法は、パソコンのシステムを構成するためのファイルであるレジストリを編集することで「CapsLock」を無効化する方法です。
具体的には以下の手順で変更しましょう。
- 「Windowsキー」+「R」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を開く。
- 「regedit」と入力してOKをクリックする。
- 以下のパスを順番に開いていく。
- コンピューター>HKEY_LOCAL_MACHINE>SYSTEM>CurrentControlSet>Control
- 「Keyboard Layout」を右クリックしてメニューを表示する。
- 「新規>バイナリ値」を選択する。
- 右画面に生成されたファイルの名前を「Scancode Map」に変更する。
- 生成したファイルをダブルクリックする。
- 値のデータ欄に以下の数値を入力していく。
- 00 00 00 00 00 00 00 00
- 02 00 00 00 00 00 3A 00
- 00 00 00 00 00 00 00 00
- 「OK」をクリックする。
- パソコンを再起動する。
これで、「CapsLock」を無効化することができます。
まとめ
今回は、「CapsLock」を無効化する方法について詳しくまとめてみました。
普段あまり使わない機能の割に、意外と邪魔される機会の多い「CapsLock」ですが、ご紹介した方法でぜひ対処してみてください。
この記事の内容が少しでも役に立てることを祈っています♪
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