「リフレッシュレート」って聞いたことありますか?
新しくディスプレイを購入する時などに性能表に記載されていたりするんですが、ざっくり言うと「動画を表示する際の滑らかさ」を表しています。
そんな「リフレッシュレート」ですが、設定次第ではディスプレイの表示不良の原因になってしまうケースがあるんです。
そこで今回はWindows10で「リフレッシュレート」を確認・変更する方法について詳しくまとめて行きたいと思います。
「リフレッシュレート」とは
まずは「リフレッシュレート」がどういったものか解説しておきたいと思います。
「リフレッシュレート」というのは、単位時間あたりのリフレッシュ頻度を表す数値のことです。
単位としてはヘルツ(Hz)を使用し、一般的にパソコンなどで使用するディスプレイにおいて、1秒間で画面の表示内容を更新できる回数のことを指します。
パラパラ漫画を思い浮かべてもらえるとわかりやすいんですが、そもそも動画というのは画像を連続的に表示することで動きのある映像を表現しています。
要はこの「リフレッシュレート」の数値が大きければ大きいほど、瞬間的に表示される画像の枚数が増え、動画の動きが滑らかになるというわけです。
Windows10で「リフレッシュレート」を確認する方法
では実際にWindows10で「リフレッシュレート」を確認する方法についてご紹介していきたいと思います。
以下の手順で確認と設定値の変更が可能です。
- 「+i」で「Windowsの設定」を開く。
- 「システム」を選択する。
- 左のメニューで「ディスプレイ」を選択する。
- 「ディスプレイの詳細設定」をクリックする。
- 「ディスプレイのプロパティを表示します」をクリックする。
※複数ある場合は問題が起きている方を選ぶ - 「モニター」タブを選択する。
- 「モニターの設定」内の「画面のリフレッシュレート」を変更する。
- 「適用>OK」とクリックする。
これで設定値を変更することができます。
「リフレッシュレート」の設定値の目安は?
いくらパソコン側で「リフレッシュレート」を高設定にしたとしても、使用しているディスプレイ側がそれに対応していなければ、滑らかな動画は表示されません。
性能不足によって処理が追い付かなくなり、画面がチラついてコマ落ちしてしまったり、映像が止まってしまったりといったことが起こってしまいます。
つまり、設定値の目安というのはディスプレイの性能次第ということになるわけですね。
ちなみに一般的には50~60Hzあれば画面のチラつきなどが気にならないと言われており、ほとんどのディスプレイでもこの60Hzが一つの標準として対応しています。
もしゲームなどをプレイする方で、パソコンもゲーミング向けのハイスペックなものを使用している場合には、それに対応したゲーミングディスプレイなどを用意することでさらに表示を細かく滑らかにすることは可能です。
ただし、基本的に「リフレッシュレート」が60~70Hzを超えたところでほとんどの方は違いを感じることができない程度の誤差になってくるため、特にこだわりがない限りはそれほど気にしなくても問題はないかと思います。
ディスプレイを複数使っている場合は注意
もし使用しているパソコンに2台以上の複数のディスプレイを接続して表示している場合には、それぞれの「リフレッシュレート」の設定値に注意しておく必要があります。
Windows10では、それぞれのディスプレイごとに「リフレッシュレート」の設定が可能ですが、不具合か仕様なのか、まれにリフレッシュレートが低い方に統一されてしまうことがあります。
それぞれのディスプレイの性能に違いがある場合、これが原因で画面表示に異常が発生するケースが割とあるみたいです。
表示に違和感を感じたときは、上でご紹介した方法を使って一度「リフレッシュレート」の設定値を確認しておきましょう。
まとめ
今回はWindows10で「リフレッシュレート」の確認や変更する方法についてくわしくまとめてみました。
最近ディスプレイの表示に違和感があるなんて場合には、もしかすると「リフレッシュレート」が原因になっているかもしれませんよ?
今までディスプレイの性能など気にしていなかった方もぜひ一度確認してみてください。
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