「Google Chrome」での履歴や一時ファイルなどのいわゆる「キャッシュ」ってどこに保管されてるかご存知ですか?
以前閲覧したサイトやダウンロードしたファイルなどを確認したいけど、そのデータ自体を確認したり削除することは可能なのか…なんて気になった方もいるんじゃないでしょうか。
そこで今回は、「Google Chrome」のキャッシュの場所を確認する手順についてまとめてみましたのでご紹介していきたいと思います。
Google Chromeのキャッシュの場所
「Google Chrome」でのキャッシュの場所は、「Windows Vista」の頃から変わっていません。
目視で確認したい場合には以下のフォルダパスを確認してみてください。
「○○」の部分は、自身のユーザー名に置き換えてくださいね。
注意点としては、上記のキャッシュが格納されたフォルダは、初期の状態だと「隠しファイル」となっているため設定を変更してやらないとアクセスすることができません。
もし確認したい場合はフォルダ設定から「隠しファイル」を表示するようにしておきましょう。
また、Google Chrome内に複数のユーザー設定を行っている場合は、キャッシュのフォルダ自体も複数用意されているため、確認する際は事前にどのユーザーのキャッシュを確認したいのかを把握しておくと混乱しにくいかと思います
そもそも「キャッシュ」って何?
「キャッシュ」というのは、パソコンやスマホなどの電子機器で、色んな処理を行った際に出る情報の残りカスやホコリみたいなものです。
このキャッシュが溜まりすぎると、端末の動作がカクカクになってしまったり、色々なアプリの処理に支障が出たりといったトラブルの原因となります。
部屋などと同じで、電子機器の内部にも定期的な掃除が必要なんですね。
キャッシュを削除する場合は内容を確認してから
上でご紹介した方法でキャッシュの場所に関しては確認できたかと思います。
ですがキャッシュを削除するとなった場合には、いちいちこの場所まで行って直接ファイルを削除する必要はありません。
「Google Chrome」内の設定画面から簡単に削除が可能ですので以下の手順で進めてください。
- 「Google Chrome」を起動する。
- 右上の「」をクリックする。
- 「設定」をクリックする。
- 「詳細設定」をクリックする。
- 「プライバシーとセキュリティ」項目内の「閲覧履歴データを消去する」をクリックする。
- 「消去したい期間」と「消去するファイル」を指定して「データを消去」をクリックする。
ただし削除する項目には注意して、実施してください。
一般的には「閲覧履歴」「ダウンロード履歴」「キャッシュされた画像とファイル」「Cookieと他のサイトデータ」の4つの消去が「キャッシュの削除」と呼ばれています。
ですが、「Cookieと他のサイトデータ」に関しては、削除することで普段使ってるサイト内でのパスワード自動入力などのデータも消えてしまうため、確認した上で削除してください。
まとめ
今回は、「Google Chrome」のキャッシュの場所を確認する手順について詳しくまとめてみました。
ちなみにキャッシュフォルダ内のキャッシュデータに関しては、そのままの状態では復元したりすることはできないため、アプリなどを使用する必要がありますので注意してください。(方法についてはまた後日まとめる予定です。)
普段あまり掃除する機会のないパソコン内ですが、厄介なトラブルなどが起こる前に、定期的にデータなどをリフレッシュしておくことをオススメします。
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