みなさんiPhone色んなアプリをインストールして楽しんでいるかと思いますが、最初からインストール済みのアプリってきちんと使ってみたことありますか?
結構たくさんのアプリが初期状態でインストールされているものの、ぱっと見で機能がよく分からなかったり、なんとなく使わなさそう…って感じで起動したことのないアプリも少なくないんじゃないでしょうか。
中でもとりわけよく分からないアプリのひとつとして「ホーム」と言うアプリがあるんですが、起動してみても実際にどういったアプリなのか理解する気になれず…。
とは言え最初から搭載されているだけに、いらないからと言って削除してしまってもいいのかどうか悩んじゃいますよね。
※ちなみに以前はアンインストール自体できませんでした。
と言うわけで今回は、このiPhoneの「ホーム」アプリについて簡単にどういったものなのかご紹介していきたいと思います。
iPhoneの「ホーム」アプリとは?
まずこのiPhoneにインストールされた「ホーム」と言うアプリの機能について解説しておきます。
「ホーム」を使うことで、iPhoneで家電を一括操作したり、事前に設定しておくことで指定の時刻やタイミングで自動的に起動させたりすることができるようになります。
iPhoneひとつで部屋の照明からテレビ、エアコンなどを操作できると言うのはかなり便利そうですよね。
他にも、帰宅する前に外出先からエアコンの電源を入れたり、ドアに近づくだけで開錠できたりと言ったシーンに合わせた使い方もできるみたいです。
さらにアシスタントAIの「Siri」と連携させることで、声だけでそれらの操作を行うことも可能になります。
ただし、どんなものでも扱えると言うわけではなく、「Home Kit」と呼ばれる規格に対応した家電である必要があるみたいです。
「Home Kit」対応製品が必要
この「Home Kit」と言うのは、iOS端末からの遠隔操作に対応した家電製品用の規格のことで、「スマート家電」なんて呼び方をされることもあります。
iOS 8がリリースされた頃から存在はしていたんですが、家電ごとに個別のアプリが必要だったり、いまいち使い勝手が悪かったみたいです。
それがこの「ホーム」アプリを使用することによって、一つのアプリで一元管理することが可能になったため、使い方によっては映画に出てくるような、未来チックな環境をつくることができるわけです。
ただし問題は、肝心の「Home Kit」対応の家電製品が現状ではあまりにも少なすぎると言う点でしょう。
日本では現状使いにくいアプリ
今のところこの「Home Kit」と言う規格がまだ日本に普及していないため、対応している家電となるとほとんどが海外製の物になってしまいます。
ここ数年でやっと「スマートスピーカー」と言う存在をCMなどでも目にするようになりましたが、まだまだ部屋中スマート家電で染め上げるほどには普及していないのが現状です。
そういった意味で、この「ホーム」アプリが日本で普及するにはまだ少し時間がかかるのかなと言う印象を受けるものの、少しずつ「Home Kit」規格を取り入れる動きも活発になってきてはいるみたいです。
最近で言えば、ソニーなどの大手電機メーカーから「Home Kit」対応の「スマートテレビ」が発売されます。
また、照明やブラインドなどの小物類に関しても色々な企業が対応製品の販売を予定しているとのことで、今後の日本での展開に期待したいところですね。
ちなみに、「ホーム」アプリに対応した製品に関してはAppleの公式ページで紹介されていますので、興味のある方は一度確認してみてください。
「ホーム」アプリは削除しても大丈夫?
日本のiPhoneユーザーにとっては現状あまり必要性を感じにくいこの「ホーム」アプリですが、邪魔なので削除したいって方もいますよね。
ただ、使わないとは言え一度消してしまうと再インストールができなくなってしまうんじゃないかと思うとちょっと不安ですよね。
ですがその点については心配する必要はありません。
iOS 10のリリースによって「ホーム」などの初期搭載アプリを削除できるように仕様変更されたんですが、同時にApp Storeに掲載されるようにもなったため、再インストールはいつでも可能になりました。
iPhoneを整理したいけど、消すに消せなかったって方も、安心してアンインストールしてしまって問題ありません。
まとめ
今回は、iPhoneの「ホーム」アプリについて色々な情報を詳しくまとめてみました。
便利なアプリではあるものの、スマート家電が普及するまで出番はお預けと言ったところですね。
すでに対応製品を持っていると言う方であれば、ぜひ一度この「ホーム」を使って管理してみてください。
コメントを残す