自分が今使用しているPCのパーツに関する情報って、実は意外と知らない方も多いんじゃないでしょうか。
基本的に普通に使用するだけなら、それほど必要になる機会は無いかと思います。
ですが、急なトラブルなどの際にはどうしても必要になることもあります。
今回はそんなパーツの中でも、「マザーボード」と呼ばれる重要な部品の確認方法について情報をまとめてみたいと思います。
目次
「マザーボード」とは
まずは「マザーボード」がどういったものかについて簡単に解説しておきたいと思います。
「マザーボード」と言うのは、CPUやメモリー、ドライブなどの主要なパーツをまとめて接続するための基板のことで、まさにPCにとっての「母体」と言える存在です。
電子機器を解体した経験のある方なら見覚えもあるかと思うんですが、深緑色の固い板状の部品がそれです。
この「マザーボード」って、ただ機器を接続するための板と言うわけではなくきちんと型番が設定された1つのパーツなんです。
「マザーボード」の型番を知っておくことで色々と役に立つシーンもあります。
自分のPCの「マザーボード」を確認する方法
では自分のPCの「マザーボード」の情報を確認する方法についてご紹介していきましょう。
方法としてはいくつかありますが、上から順に簡単なものを解説していますのでお好みで試してみてください。
「DirectX 診断ツール」で確認する
Windowsには「DirectX 診断ツール」と言う製品情報を確認するためのツールが標準で搭載されています。
このツールを使用することで、非常に簡単にPCの各種情報を確認することができます。
使用方法は以下の通りです。
- 「+r」キーの同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出す。
- 「dxdiag」と入力して「OK」をクリックする。
- 「システム情報」内の以下の項目を確認する。
- システム製造元
- システムモデル
ここに「マザーボード」の情報が記載されているはずです。
ただ、一部のPCでは型番情報が表示されていないこともあるため、その場合は他の方法で確認してみてください。
「コマンドプロンプト」で確認する
Windowsに搭載されている「コマンドプロンプト」と言うツールを使うことでも「マザーボード」の情報を確認することができます。
以下の手順で実施してみてください。
- 「」キーを押してスタートメニューを開く。
- そのままの状態で「cmd」と入力する。
- 予測検索に「コマンドプロンプト」が表示される。
- 「Ctrl+Shift」を押しながら「Enter」を押す。
- ユーザーアカウント制御が表示されるので「はい」を選択する。
- 以下のコマンドを入力して「Enter」を押す。
- wmic baseboard get product
これで「マザーボード」の詳細な情報を確認することができます。
明細書などで確認する
基本的にPCを購入した場合、購入元から保証書などと一緒に製品に関する明細書や取扱説明書なども受け取っているはずです。
そこには大体の場合、組み込まれたパーツの情報も記載されていますので確認してみてください。
こういった時のために、基本的にはPCに関する書類は捨てずに残しておくことをオススメします。
どんな時に必要?
「マザーボード」の確認方法が分かったところで、念のためどういった時に必要になるのかも知っておきましょう。
必要になるシーンと言うと、ほとんどの場合組み込まれたパーツに何かしらのトラブルが起きた時になるかと思います。
メーカーサポートに問い合わせる時や、製品情報をネットで調べる時なんかにどうしても必要になることがあります。
また、パーツを個別に購入してパソコンを自作したりする場合などにも、すべての機器を接続するおおもとの部分となるため、重要な情報の1つとなるかと思います。
まとめ
今回は「マザーボード」の確認方法について色々と情報をまとめてみました。
もし使用しているPCの情報が必要になった場合は、ご紹介した内容を参考に試してみてください。
この記事の内容がトラブル解決の一助になることを祈っています♪
コメントを残す