なんだかパソコンが重いなとタスクマネージャーを確認してみると「MsMpEng.exe」という謎のプログラムが。
何のために存在しているのか、どういった機能なのか、停止してもいいのか…などなど色々と疑問を持っていた方も多いのでは?
そこで今回は、「MsMpEng.exe」について色々と情報をまとめてみたいと思います。
目次
「MsMpEng.exe」とは
まず「MsMpEng.exe」がどういったものなのかについて簡単に解説しておきたいと思います。
「MsMpEng.exe」とは、Windowsのセキュリティを管理するために起動しているプログラムの一つです。
基本的には常駐タイプのプログラムで、常にパソコン内の異常をチェックするために稼働してくれています。
ただ、パソコンを起動したり、何かアプリをインストールした直後などに、異常にメモリを消費してしまうことが結構頻繁に起こるみたいなんです。
「MsMpEng.exe」って必要?
「MsMpEng.exe」がパソコンの処理を重くしていると分かったところで、このプログラムが必要なものであれば放置しておくしかないですよね。
ただ、もし停止したり削除しても問題ないのであれば、必要に応じて対処したいところです。
これに関して、「MsMpEng.exe」は一応停止することが可能です。
ただし、停止することでセキュリティ関連の被害に遭う可能性もグッと上がってしまいます。
そういった点を考慮した上で、どうしても処理速度を優先したい場合にのみ自己責任で実施するようにしてください。
「MsMpEng.exe」がどうしても重い時の対処法
では「MsMpEng.exe」が原因でどうしてもパソコンの重さが解消できない時の対処法についてご紹介していきたいと思います。
停止する方法としては以下の通り2パターン存在しますので、目的に合わせて実施してみてください。
「タスクマネージャー」から停止する
まずはWindowsの「タスクマネージャー」から「MsMpEng.exe」を停止する方法についてまとめていきます。
こちらの方法の特徴としては、あくまでも一時的にプログラムを停止するだけなので、基本的には大きな影響が残ることは無いという点です。
ただし、停止したい場合はその都度操作する必要がありますので注意が必要です。
具体的な手順としては以下の通りです。
- 「Windowsキー+x」でメニューを開く。
- 「デバイスマネージャー」を選択する。
- 「プロセス」タブを表示する。
- 「MsMpEng.exe」を探して選択する。
- 右下の「タスクの終了」をクリックする。
これで、一時的に「MsMpEng.exe」を停止することが可能です。
「サービス」から停止する
もう一つの方法として、Windowsの「サービス」としての「MsMpEng.exe」を停止することもできます。
こちらの場合は、一旦停止処理を実施すると基本的に自分で元の設定に戻さない限りは常に停止された状態がキープされます。
Windowsアップデートなどの際には強制的に戻される可能性もありますが、毎回対処するのが面倒だという場合はこちらの手順を試してみてください。
具体的には以下の通りです。
- 「Windowsキー+x」でメニューを開く。
- 「デバイスマネージャー」を選択する。
- 「サービス」タブを表示する。
- 左下の「サービス管理ツールを開く」を選択する。
- 「Microsoft Antimalware Service」を探して選択する。
- 右クリックメニューから「プロパティ」を選択する。
- 「全般」タブを表示する。
- 「スタートアップの種類」を「無効」に変更する。
- 「サービスの状態」を「停止」に変更する。
- 「OK」をクリックする。
これで、パソコンを再起動したりしても「MsMpEng.exe」が起動することはなくなります。
まとめ
今回は「MsMpEng.exe」とは一体何なのかについて詳しく情報をまとめてみました。
なんとなく重さの原因になっていたものの、正体がわからず不安に思っていた方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容が少しでもお役に立てることを祈っています♪
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