パソコン関係の用語ってなんとなく意味は理解してるけど、具体的に説明するってなるとよくわからない…なんてこと結構ありますよね。
例えば「USB」と言う単語。
なんとなく「あの平べったい端子のやつ」程度で、「USB2.0」や「USB3.0」などの細かな違いについてはあまり知らない方が多いみたいです。
そこで今回は、「USB 2.0」と「USB 3.0」の違いや互換性について詳しくまとめてみたいと思います。
「USB」とは
まず「USB」と言う存在について簡単に解説しておきたいと思います。
「USB」とは「Universal Serial Bus」の略称で、パソコンに周辺機器を接続する際の端子の規格のことです。
この「USB」最大の特徴として、データなどのやり取りと同時に電力の供給も行うことができる点が挙げられます。
そのおかげで、電源とデータで分割する必要なくケーブル1本で機器の接続を済ますことができたりするため、かなりの省スペース省コストが実現できるんです。
最近ではスマホの充電器や家電の接続など幅広く活用されており、一般的に見てもかなり普及している規格の一つだと言えるかと思います。
「USB」の規格について
実はこの「USB」と言う規格には、細かなバージョン分けによる機能の差が存在しているんです。
現在一般的によく使われている規格としては、「USB 2.0」と「USB 3.0」の2つが挙げられます。
それぞれの特徴について順番に確認しておきましょう。
USB 2.0
2019年現在、最も普及しているのが「USB 2.0」と言う規格でしょう。
「USB 2.0」のデータ転送量としては480Mbpsとなっています。
初期型の「USB 1.0」と比べて約40倍もの転送速度を誇るため、普及し始めた2000年当初にはかなりの技術革新とされていました。
ただ、その後「USB 3.0」の登場によってまたさらなる発展を遂げることになります。
USB 3.0
現状の最新バージョンとして存在しているのが「USB 3.0」です。
データの転送速度としては5120Mbpsとなり、「USB 2.0」の約10倍もの速度が出るようになったのが大きな特徴と言えます。
現在は「USB 2.0」に入れ替わり、徐々に普及率を高めています。
お互いの互換性は?
接続規格に関して気になるポイントの一つとして、バージョン間に互換性があるのかどうかと言うのは知っておきたいところですよね。
これに関しては、基本的に「USB」端子の形さえ合っていればデータの転送など最低限の互換性はあります。
もちろんバージョン違いを接続した場合、転送速度などの機能については下位の性能が優先されてしまいますが、問題なく使用することはできます。
それぞれの見分け方は?
「USB」には細かなバージョン分けがあるというのは解説しましたが、ではそれぞれの見分け方が存在するのかについても触れておきたいと思います。
それぞれの見分け方については、USB端子内の配色を見ることで確認することができます。
実は「USB 3.0」以降の規格では、端子内のパーツの色が青色に定められています。
ぱっと見で規格がわからない場合には、接続端子内をチェックしてみてください。
まとめ
今回は、「USB 2.0」と「USB 3.0」の違いについて詳しくまとめてみました。
仕様や見分け方についての知識も意外と役立つタイミングはあるかと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容が少しでも役に立てることを祈っています♪
コメントを残す