iPhoneでGmailが受信できない場合の３つの原因と対処法

無料で使えるメールアカウントとしては最も有名と言える『Gmail』ですが、このGmail以外にも複数のメールアドレスをいくつか使い分けてるって方が大半なんじゃないでしょうか？

日常的に色んなメールアドレスを使い分けているって方の場合、それぞれ個別のアプリで管理しようと思うと手間もアプリ数も結構かさんでしまって処理しきれないなんてことになりがちです。

そんな時に便利なのが、一括で複数のアカウントを管理できるiPhone標準搭載の「メール」アプリなんですが、Gmailを使用するにあたっては、うまく受信できないなどのデメリットも存在するようです。

そこで今回はiPhoneでGmailを受信できない場合の原因と対処法を３つ、以下の順番でご紹介します。

メールの取得方法を確認する

iPhoneのメールアプリでGmailを管理する場合、設定によってはメールを自動で受信できていない可能性があります。

以下の手順でメールの設定を確認して、自動で受信するように変更しておきましょう。

メールのアカウントにもよりますが、Gmailアカウントの場合はリアルタイム受信を意味する「プッシュ」を選ぶことができません。

自動受信の場合、最短でも１５分ごとのメールチェックが限界となりますので注意が必要です。。

余談ですが、各メールアカウントのデータ取得の頻度を上げれば上げるほどバッテリーの消費量やデータ通信量が増加してしまうため、電池持ちなどを気にする方は普段あまり使っていないメールアカウントについては「手動」に設定しておくといいかもしれません。

iPhone付属のメールアプリを使用する場合は、設定上Gmailをリアルタイムで自動受信することはできません。

どうしてもリアルタイム受信でGmailを利用したい場合は、Googleから発行されている公式のGmailアプリを使うのがいいでしょう。

Gmailだけ別で管理する必要があるので多少面倒ではありますが、公式アプリでしか使えない機能などもあるため、Gmailを頻繁に利用している方は割り切って使うのもありだと思います。

メールが受信できない原因としてはあまり考えにくい状況ではありますが、iPhone本体の「日付と時刻」の設定が現在のものと大きくかけ離れたものに設定されている場合、メールが正常に送受信できない可能性があります。

これはGmailだけに限ったものではなくて、基本的にメールのアカウントにはセキュリティ情報などの期限が設けられており、本体の時間設定がこの期限外になっている場合、そのアカウントを使用することができません。

自分で設定した記憶がなくても、なんらかの影響で設定が変わってしまっている可能性もあるので、一度以下の手順で確認しておくことをお勧めします。

iPhoneにもともと入っている「メール」アプリでGmailアカウントを使用している場合、状況としてはGmail用の郵便受けに届いたメールを、再度iPhoneのメールアプリ用の郵便受けに受け取ってから開封している様なイメージになります。

もちろんその分時間もかかるし、設定上の不具合が起きる可能性なんかも高くなります。

なので、iPhoneでGmailが急に受信できなくなるってトラブルはそんなに珍しくもないし焦る必要もないんです。

そんな時は一度、iPhoneに登録しているGmailアカウントを入れなおしてリフレッシュしてみましょう。

iPhoneの設定画面から、[アカウントとパスワード]をタップします。
アカウント一覧から対象のGmailアカウントを探してタップします。
最下段の[アカウントを削除]をタップしてアカウント情報を削除します。
※アカウント情報を削除してしまっても送受信したメール自体はGmail側のポストに保管されていますのでデータが消えてしまうことはないので安心してください。
再度、[アカウントを追加]をタップしてGmailアカウントの情報を入力します。

Gmailアカウントの入れ直しが完了したら、しばらく時間を置いてから再度メールアプリを開いてGmailが受信できるか確認してみましょう。