Webブラウザとしては今最も普及している「Google Chrome(以下Chrome)」ですが、それに比例してトラブルの話題もよく耳にします。
動きがカクついたり、なぜか画面がうまく表示されない、なんてのは個人的にもしょっちゅう遭遇しています。
そういった時にまず試しておきたい対処法として「キャッシュクリア」という機能があります。
というわけで今回は、「Chrome」でキャッシュクリアを行う手順や注意点についてまとめてみたいと思います。
「Chrome」のキャッシュクリア手順
まずは本題である「Chrome」のキャッシュクリア手順から解説しておきたいと思います。
以下の順番で実施してください。
- 「Chrome」を起動する。
- 右上の「…」でメニューを開く。
- 「設定」を選択する。
- 画面下の「詳細設定」をクリックする。
- 「プライバシーとセキュリティ」項目内の「閲覧履歴データの削除」を選択する。
- 「期間」を「全期間」に変更する。
- 「キャッシュされた画像とファイル」のみチェックを入れる。
- 「データを削除」をクリックする。
これで「Chrome」に蓄積したキャッシュを削除することができます。
ちなみに「キャッシュクリア」についての具体的な効果や使うタイミングなどについても解説していきますのでぜひ頭に入れておいてください。
「キャッシュクリア」とは
念のため「キャッシュクリア」についても簡単に解説しておきたいと思います。
普段の生活において、TVのリモコンを出しっぱなしにしたり、すぐ使うからとカバンを適当に置きっぱなしにしたりするうちに部屋が散らかってしまうってことありますよね。
パソコンやスマホなどの電子機器も同じようなもので、処理を行ううちに細かなファイルの断片や履歴情報などのデータがホコリのように積み重なっていきます。
そうして溜まってしまった不要なデータのことを一般的に「キャッシュ」と呼んでいます。
キャッシュが溜まりすぎると、動作を阻害してしまったり、アクセスの障害になってしまったりといったトラブルの原因になりがちです。
というわけでそれを掃除するための機能が「キャッシュクリア」なんです。
「Chrome」でキャッシュクリアする時の注意点
では実際に「Chrome」でキャッシュクリアする際に注意しておくべき点についても頭に入れておきましょう。
まずは、キャッシュを削除するとどうしてもWebサイトへのアクセスに時間がかかってしまうようになります。
というのも、一度閲覧したことのあるWebサイトなどの情報は、基本的に次回のアクセス時に効率的に表示できるように保管されているんです。
そうしたデータに関しても「キャッシュクリア」で全て削除されてしまいます。
ただ、改めてアクセスしたページに関してはまた順次履歴情報を保管していくことになりますので、初回だけ我慢が必要というだけの話です。
また、「Chrome」の「キャッシュクリア」画面には、すぐそばに「Cookieと他のサイトデータ」という項目が用意されています。
こちらも任意で削除することができるんですが、「Cookie」はキャッシュと違って削除してしまうと厄介なケースが多いため、誤って消してしまわないように注意してください。
詳しくは以下の記事で解説していますので参考までに。
⇒「Chrome」で『Cookie』を確認したい―Webサイト別に詳細表示する方法
どんな時に「キャッシュクリア」する?
続いて「キャッシュクリア」は具体的にどんなタイミングで実施するべきかについても少し触れておきたいと思います。
まず前述の通り、蓄積しすぎた不要データが削除されるため、全体の動作にかかる負荷が減って処理が軽くなることが見込まれます。
最近動きがカクカクする、画面の切り替えに時間が掛かりすぎといった時は一度「キャッシュクリア」を実施してみてください。
また、古いアクセス情報が残ってしまっているせいで正常にページが表示できなくなってしまったりすることもあります。
いつも見れてたWebサイトが表示されない…なんて場合にも「キャッシュクリア」は有効です。
まとめ
今回は、「Chrome」のキャッシュクリアの方法や注意点について色々と情報をまとめてみました。
ネットでもよく目にする「キャッシュクリア」というワードですが、実際にやり方を知らなかったと言う方はぜひ参考にしてみてください。
この記事が少しでもお役に立てるよう祈っています♪
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