パソコンに動画を大量に保存していたり、アプリをたくさんインストールしていると、保存容量がいっぱいになって動作が不安定になることがよくあります。
そういった時のためにWindowsには「ディスククリーンアップ」と呼ばれるツールが標準で搭載されているんですが、中には使い方を知らない方も多いみたいです。
そこで今回は、「ディスククリーンアップ」の意味や使い方について詳しくまとめてみたいと思います。
「ディスククリーンアップ」とは
パソコンなどの電子機器を使用していると、常に気にしておくべきなのがストレージに関する問題です。
ストレージと言うのは、要はその機器内に保存しておくことのできるデータの総量のことなんですが、ファイルを作成したりアプリを入れたり、とにかく何をするにも必要となります。
このストレージが減ってくるとデータを保存できなくなってしまうだけでなく、パソコン自体の動作にも悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
そういった場合の対処法として、この「ディスククリーンアップ」が役に立ってくれます。
パソコン内には大切なデータ以外にも、一時的なバックアップデータやキャッシュと呼ばれる履歴のようなデータなど、特に削除してしまっても問題のないデータが存在します。
「ディスククリーンアップ」を実施することで、こういった不要なデータを一括で整理することができるんです。
基本的には一定期間が経過すると自動で削除されるデータもあるんですが、中にはずっと保存されっぱなしになっているものもあるため、定期的に実施してやるのがオススメです。
「ディスククリーンアップ」の使い方
では実際に「ディスククリーンアップ」の使い方についてご紹介しておきます。
以下の手順で実施可能です。
- 「エクスプローラー(フォルダアイコン)」を開く。
- 「PC」を選択する。
- 「ディスククリーンアップ」を実施したいドライブを右クリックする。
※「C:」や「D:」など - 「プロパティ」を選択する。
- 「全般」タブを選択する。
- 「ディスクのクリーンアップ」をクリックする。
- 削除するファイルを選択して「システムファイルのクリーンアップ」をクリックする。
これで「ディスククリーンアップ」を実施することができます。
どれを消したらいい?
いざ「ディスククリーンアップ」の画面を開くと削除するファイルを選択することになるんですが、どれを消したらいいのか迷ってしまう方も多いんじゃないでしょうか。
ですが基本的にこの画面に表示されているものに関しては、削除してしまっても深刻な事態におちいることはありません。
中には一部、パソコンの動作をスムーズにするために用意されているデータなどもあるため、消してしまうことで遅くなったりもしますが、基本的には必要に応じてまた自動で作成されるため問題はなさそうです。
ただどうしても不安だという方向けに、間違いなく削除しても大丈夫なものをいくつか挙げておきたいと思います。
- 「一時ファイル」と付くもの
- ゴミ箱
- 「Windows Updateのクリーンアップ」
特に「Windows Updateのクリーンアップ」の項目は、全く必要のないデータの割に結構なデータサイズになっていることも多いため、削除しがいがあるかと思います。
まとめ
今回は、Windowsのお掃除機能「ディスククリーンアップ」についていろいろと情報をまとめてみました。
普段からあまりデータの整理を意識できていない方や、最近どうもストレージ不足に悩んでいるって方は結構多いかと思います。
ご紹介した内容を参考に、ぜひ一度「ディスククリーンアップ」を活用してみてください。
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