パソコンの中にはたくさんの個人情報が詰め込まれています。
そんな個人情報の中にもやっぱり、たとえ家族や知り合いといえども見られたくないデータって、ありますよね?
そういうデータって、ただパソコンの中に保存しておくだけでは安心できないし、自分以外には見れないようにパスワードをかけておきたくなるものだと思うんですが、、Windowsでフォルダにパスワード設定をする方法ってどんなものがあるんでしょうか?
今回はその「フォルダにパスワードを設定する方法」について、2つほどご紹介していきたいと思います。
フォルダを圧縮してパスワード設定
フォルダにパスワード設定をする方法として最も一般的なのは、フォルダごと「圧縮」してしまう方法です。
Windows8以前では基本機能としてファイル/フォルダの圧縮機能が備わっていたんですが、Windows10以降では機能が消えてしまったため圧縮解凍ソフトなどを別途インストールしておく必要があります。
Windowsの機能、圧縮解凍ソフトどちらを使っても手順や効果にほとんど違いはなく、対象のフォルダをメニューから圧縮する際にパスワードを設定するかどうかを選択することができます。
その後自分で確認したい際には、圧縮されたファイルをダブルクリックなどで選択することでパスワード入力を求められるので、決めてあったパスワードを入力することで再度元のフォルダの状態に解凍されます。
EFSを使ってパスワード設定
Windowsの搭載機能に「EFS」というファイルの暗号化機能があります。
ただし、純粋にフォルダやファイルに対してパスワードを設定するというわけではなく、Windowsのユーザー間でのファイルへのアクセスを制限するといったものなんです。
基本的にWindowsパソコン内で複数のユーザーアカウントを作成して使用している場合は、各ユーザー間でのファイルやフォルダの閲覧などが可能となっており、その部分の設定を変更することで自分のユーザーアカウント以外からはアクセス不可の状態にすることができます。
つまり、前提条件としてWindowsアカウントが自分専用であることと、ログインパスワードを誰にも知られていないという状況が必要です。
方法としては
- 自分用のWindowsアカウントでログインする。
- パスワードを設定したいフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択する。
- 「全般」タブ内の、「詳細設定」をクリックする。
- 「属性の詳細」ウィンドウで、「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを入れる。
- 「OK」を押す。
以上の手順で本人以外のアカウントからはアクセスできないフォルダを作ることができます。
圧縮しない方法は?
データの圧縮にはすこし時間がかかってしまうし、EFSはアカウントごとの保護なので少しニュアンスが違う。
ではデータを圧縮などせずに、フォルダに直接パスワードを設定する方法はないのかというと、実はWindowsの機能としては現状存在しないみたいなんです。
ボクも気になるところではあったので、別記事にて簡単にまとめてみましたのでよければこちらもご覧になってください。
まとめ
Windowsのパソコンでフォルダにパスワード設定をする方法の中でも最もポピュラーなものを2つご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
もう一度振り返ると、
- フォルダを圧縮してパスワードを設定
- EFSを使用してパスワードを設定
といった方法で、指定のフォルダにパスワードをかけることができます。
解除時にも少し手間がかかるデメリットはあるものの、現状ではこの圧縮してパスワードを設定するという方法が一番簡単でてっとり早いみたいですね。
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