iPhoneでは「San Francisco」というフォントが採用されています。
iOS 9へのアップデートの際に以前の「Helvetica Neue」というフォントから切り替わったみたいなんですが、それほど大きな違いは感じられませんでした。
ただの文字表記とは言え、何年も同じものを使ってるとやっぱり人間、飽きてきちゃうのも事実ですよね。
そうなるとやっぱり「iPhoneのフォントを変更したい」って考えが沸いてくるのは当然と言えるでしょう。
Androidスマホなどでは割と簡単にフォントが切り替えられるんですが、さてiPhoneではどうすれば…?
iPhone自体のフォントを変える方法は無い?
一概にiPhoneのフォントを変えたいと言っても、用途や目的によって色々あるかと思うんですが、やっぱり多くの方が求めているのはiPhoneの設定やホーム画面など全体として使われている、「システムフォント」の変更じゃないでしょうか。
ただ、残念ながら現状iPhoneのシステムフォントを変更することはできません。
理由としては、やはりApple社の製品への強いこだわりによるものでしょうか…。
やっぱりフォントが変わるだけでその製品のイメージはガラッと変わるというのも確かですし、iPhoneの設定を開いたら急にかわいらしい丸文字が並んでるってのもちょっと違和感ありますよね。笑
冒頭にも書いた通りAndroidスマホやWindowsなどでは結構標準的な機能として備わっているので、そんなにこだわる必要があるのかな?とも思いますが、そこはもうiPhoneを使う上で避けては通れない部分かと思います。
iPhoneの使用言語を変更すれば…
iPhone自体のシステムフォントを変更することはできないということで少し残念な気持ちになった方。
入力文字限定ではありますが、iPhone内の使用言語を変更することによって少しだけフォントの雰囲気を変更することは可能です。
使用言語の変更手順は以下の通りです。
- iPhoneの設定を開く。
- 「一般>言語と地域>iPhoneの使用言語」とタップする。
- 「中国語」もしくは「韓国語」を選択する。
- さらにもう一度同様の手順で「English」に変更する。
これで、日本語用のフォントと少し雰囲気の違うフォントでの入力が可能となりますので、メモ帳やメールアプリなどで一度日本語を入力してみてください。
ただ、フォントが少し変わったとは言え、iPhone内の表記が全て英語になってしまいますし、当初の目的(iPhoneのシステムフォントの変更)とはちょっとかけ離れたゴールにはなっちゃいますね。
有料アプリを使えば一部アプリ内でのみ変更可能
これまたシステムフォントの変更とはちょっと違いますが、有料のアプリを使うことで、一部アプリ内に限り日本語表記のフォントを変更することも可能みたいです。
肝心のその「一部アプリ」についてですが、iPhoneに標準搭載されている「Pages」やMicrosoft社の「Excel」や「Word」などのメジャーアプリでも適用可能みたいなので、文書作成などをiPhoneで頻繁に行うって方にはオススメできるかもしれません。
フォント変更アプリの中でもよく使用されているものを一つご紹介しておきます。
「AnyFont」
この「AnyFont」はiPhone内の一部アプリ内で使用されるフォントを、任意のものに変更することができるというアプリで、購入価格は240円とのことです。
自分で「フォントデータ」を入手してくる必要はありますが、データさえあれば簡単な手順でそのフォントを適用できるため、iPhone内の雰囲気を変えたいって場合には便利かもしれませんね。
「脱獄」という選択肢も
どうしてもiPhoneのシステムフォントを変更したい場合、いわゆる「iPhoneの脱獄」という方法をとることで無理やり変更することもできるみたいです。
ただし、その名の通りApple社が定めるiPhoneの利用許諾からは逸脱している行為ですので、違法性は今のところ無いとは言え正攻法とは言えません。
公式サポートが受けられなくなったり、iPhoneの動作に深刻な影響を及ぼす危険性もあるため、そういう方法もあるんだということだけお伝えしておこうかと思います。
もし試す場合は、自己責任で行うようにしてくださいね。
まとめ
今回はiPhoneのフォントを変更する方法について色々とまとめてみました。
残念ですが、今のところ正規のフォント変更の手段は存在しないという結果に終わりましたね。
とは言え間違いなく需要はあるみたいですし、今後WindowsやAndroidスマホみたいにiPhone内でも自由にフォントが変更できるようになる可能性は十分あります。
今後のiOSアップデートに期待ですね。
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