iPhoneのアプリって色んな種類があって便利ですが、中には人に知られたくないようなアプリや、プライバシーに関わる内容を含むものも存在しますよね。
当然、そういったアプリの存在は他の人に知られたくないと思うのが自然です…が、iPhoneの場合はホーム画面の仕様上そうもいきません。
そこで今回は、iPhoneのアプリアイコンを隠す方法について色々と情報をまとめてみました。
目次
iPhoneのアプリアイコンについて
Androidスマホでアプリをインストールすると、ホーム画面上にはショートカットアイコンが生成されるだけなので、アイコンを削除してしまってもアプリ一覧などの画面から起動することができます。
iPhoneの場合もインストールされたアプリのアイコンがホーム画面に作成されるんですが、そのアイコンが直接実行キーとなっているため、削除してしまうとアンインストール扱いになってしまうんです。
そのため、大っぴらにホーム画面には表示しておきたくないアプリなどの取り扱いに困っているiPhoneユーザーが結構多いみたいです。
そういった観点から、iPhoneのホーム画面はちょっと融通が利かないとも言えるかと思います。
ただ、ちょっとした機能やテクニックを活用することで、iPhoneのホーム画面でもアプリアイコンを見えないように隠しておくことが可能なんです。
iPhoneのアプリアイコンを隠す方法
ではiPhoneのアプリアイコンを隠す方法についてご紹介していきたいと思います。
正規の機能として活用できる方法としては、以下の2通りありますので順番に確認していきましょう。
「フォルダ」を作って隠す
まずは最も一般的な方法からご紹介していきます。
前述の通り、iPhoneのホーム画面にはインストールしたアプリのアイコンが強制的に表示されていくため、アプリアイコンを隠そうにも隠せません。
また、表示されっぱなしでどんどん上から順に余白が埋まっていくため、どうしても煩雑になったり、ごちゃごちゃと散らかってしまいがちです。
そういった場合に便利なのが、「フォルダ」機能です。
複数のアプリアイコンを重ねることで、1つの「フォルダ」内に格納して管理することが可能です。
アプリの数が増えすぎて画面に収まりきらない時や、似たようなジャンルのアプリをひとまとめにしておくことで、普段から見つけやすい状態にしておくことができます。
手順としては以下の通りです。
- iPhoneのホーム画面でアプリアイコンを長押しする。
※アイコンがブルブル震え出したらOK - 隠したいアイコンを長押しして持ち上げる。
- 長押ししたまま別のアイコンの上に重ねる。
- 四角い枠が表示されたらその枠内で指を離す。
これで、アプリアイコンを「フォルダ」の中に格納することができます。
ちなみに「フォルダ」内には最大で9個までのアイコンを配置できますが、ホーム画面同様に右に新しいページを拡張することができるので、実際はもっと大量のアイコンを格納できます。
もし隠しておきたいアプリアイコンがあるのであれば、フォルダ内の2ページ目以降などの普段目につきづらい位置に配置しておくとよいかと思います。
「スクリーンタイム」を使って隠す
iOS12以降がインストールされたiPhoneであれば、「スクリーンタイム」という機能を制限するためのシステムを使用することができます。
この「スクリーンタイム」で使用制限をかけたアプリに関しては、ホーム画面から完全に表示を消すことができるのでアイコンを隠すのに使うことが可能です。
ただし、アプリの指定方法が「対象年齢ごと」でしか区分けできないため、あまり融通は利きませんの注意してください。
以下の手順で設定を変更してみてください。
- iPhoneの設定を開く。
- 「スクリーンタイム」をタップする。
- 「スクリーンタイムをオンにする」をタップする。
- 「続ける>これは自分用のiPhoneです」とタップする。
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップする。
- 「コンテンツとプライバシーの制限」を有効にする。
- 「コンテンツ制限>App」とタップする。
- 対象年齢を設定する。
これで、疑似的にアプリアイコンを隠すことができます。
ただ、いちいち使用する度に制限を解除する必要があるため、人によっては煩わしく感じるかもしれません。
ちょっと裏技っぽい方法も
ちょっと裏技っぽい方法で、無理やりアプリアイコンを隠すことも可能です。
ただし、iPhoneの正規の機能として存在しているわけではないため、iOSのアップデートなどのタイミングで使用できなくなる可能性も十分に考えられますのであしからず。
手順としては以下の通りです。
- ホーム画面をアイコンで埋める。
- ホーム画面の2ページ目に隠したいアイコンを配置する。
- 隠したいアイコンを長押しして1ページ目に持ってくる。
- 別のアイコンに重ねてフォルダの作成画面を表示させる。
- 一度フォルダの中に移動させた後指を離さずそのまま外に出す。
※ずっとアイコンから指は離さないこと - 他のアイコンと被らないように指を離す。
※つかんでいたアイコンがフワッと消えたらOK - ホームボタンを押す。
これで、うまくいけばつかんでいたアプリアイコンが元の位置から消えているはずです。
ただ、自分でも何度か試したものの2回ほど成功しただけで、あまりオススメできるほどの方法ではないかもしれません。笑
もし安定させるコツのようなものがあれば、ぜひコメントにてご連絡頂けると幸いです♪
隠したアプリアイコンを使用したい場合
色々とアプリアイコンを隠す手段をご紹介しましたが、隠したアプリが使えなくては意味がありません。
そんな時は、iPhoneの「スポットライト検索」という機能を使うことで、任意のアプリを呼び出すことができます。
「スポットライト検索」の使用方法は非常に簡単で、ホーム画面を表示した状態でどこでもいいので画面を下にスワイプします。
すると、画面上部から黒い検索ボックスが飛び出てくるので、探したいアプリ名を入力することで表示させることができます。
アプリアイコンの位置を元に戻す方法
フォルダ機能などを使ってアプリアイコンを整理していると、欲しいアプリがどこにあるかわからなくなったリ、逆にごちゃごちゃしてしまうなんてこともあります。
そういった時のために、iPhoneの設定内にはアプリアイコンの位置を初期状態に戻すための項目が用意されています。
以下の手順で実施してみてください。
- iPhoneの設定を開く。
- 「一般」をタップする。
- 「リセット」をタップする。
- 「ホーム画面のレイアウトをリセット」をタップする。
これでアプリアイコンの位置を元通りに戻すことができます。
まとめ
今回はiPhoneのアプリアイコンを隠す方法について色々と情報をまとめてみました。
プライバシーやセキュリティの面で若干不安の残るiPhoneのホーム画面ですが、やりようによってはアイコンを隠すことができそうです。
こういった方法を探していたと言う方は、ぜひ一度試してみてください。
コメントを残す