iPhoneには様々な機能が搭載されていますが、正式名称よりも通称の方が一般的になってしまっているケースもよくあります。
代表的なのが「夜間モード」と呼ばれる機能です。
実はiPhoneには夜間に関連する機能だけでもいくつか存在するため、結構混同されてしまいがちなんです。
そこで今回は、iPhoneの「夜間モード」と呼ばれる機能について色々と情報をまとめてみたいと思います。
目次
iPhoneの「夜間モード」って?
ネット上でよくiPhoneの「夜間モード」についての情報を求める声を見かけるんですが、実は正式名称として「夜間モード」と呼ばれる機能って存在しないんです。
さらにややこしいことに、名前の似たような機能が3つも搭載されているため、余計に混同してしまいがちのようです。
その3つの機能と言うのは以下の通りです。
- 「Night Shift(ナイトシフト)」
- 「おやすみモード」
- 「ナイトモード」
と言うわけで、この2つの機能についてそれぞれ簡単に解説しておきたいと思います。
「Night Shift」機能
まずiPhoneに以前から搭載されている機能「Night Shift」についてです。
「Night Shift」とは、iPhoneの画面の光量やブルーライトの効果を調節することで夜間でも見やすく目に優しい表示に切り替えるための機能のことです。
手動での切り替え以外にも、指定した時間や日没を目安に自動的に起動することもできるためとりあえず設定しておけば手間もかかりません。
ではこの「Night Shift」機能の使い方についても確認しておきましょう。
「Night Shift」機能の使い方
iPhoneの「Night Shift」機能の使い方についてご紹介します。
具体的には以下の手順で設定が可能です。
- iPhoneの「設定」を起動する。
- 「画面表示と明るさ」をタップする。
- 「Night Shift」をタップする。
- 「時間指定」をオンに切り替える。
- 時刻の項目をタップして任意の切り替えタイミングを指定する。
これで、指定したタイミングで「Night Shift」が自動的に起動します。
ちなみに「手動で明日まで有効にする」をオンにすることで即座に切り替えることも可能なので覚えておいてください。
「おやすみモード」
iPhoneには「おやすみモード」と呼ばれる夜間向けの機能も搭載されています。
機能としては、就寝中などに余計な通知が来ないようにするための設定のことで、睡眠を妨害されたくない場合なんかに便利な機能です。
詳細な機能や使い方については別記事にてまとめていますのでそちらをご覧ください。
⇒【iPhone】「おやすみモード」中ってアラームは鳴るの?
カメラ機能の「ナイトモード」
「iPhone 11」の登場によりカメラ機能に新たに「ナイトモード」と呼ばれる撮影オプションが追加されました。
「ナイトモード」とは、夜間など周囲が暗い状況でも美しくカメラ撮影できるという機能のことです。
高度なAIによる処理によって、明るさや焦点などを細かく切り替えた複数枚の写真を綺麗に自然に合成することで、細部まではっきりと見やすい写真を撮影することができるそうです。
「ナイトモード」の使い方
ではこのカメラの「ナイトモード」機能を使う方法についてご紹介しておきます。
iPhone 11シリーズでは、カメラ起動時に周囲の光量などを判断して自動的に「ナイトモード」が適用されるようになっています。
カメラ画面内の左上に黄色い月のアイコンが表示されていれば、「ナイトモード」が作動している状態です。
後はいつも通り写真を撮影するだけで、自動的に綺麗な写真を保存してくれるというわけです。
ちなみに「ナイトモード」のアイコンに表示されている秒数に関しては、カメラレンズの露出時間を表していて、周囲の暗さに合わせて秒数も長くなるようになっています。
まとめ
今回は、iPhoneの「夜間モード」と呼ばれる機能について混同しがちな3つの機能をそれぞれ詳しくご紹介しました。
ひと口に「夜間モード」と言っても名前の似たような機能が複数存在するため、ちょっとややこしくなっているみたいですね。
目的に合わせて、自分の求めていた機能を選択してみてください。
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