【PDF圧縮】ファイルサイズを小さくする方法

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「PDFファイルのサイズが大きすぎてメールに添付できない…」

「会議資料をPDFで作成したけどファイルサイズが膨大になってしまった…」

 

どんなパソコンでもスマホでもアプリでも、ファイル内容が崩れたりすることなく均一に表示することができるため、資料の作成などに非常に便利なPDFファイル

でも便利な反面、ファイルサイズが大きくなりがちで、編集作業や転送の際に困ることも多々ありますよね。

 

そこで今回は、「PDFファイルを圧縮する方法」というテーマで色々なシーンごとに便利なテクニックやツールなどをご紹介していこうと思います。

 

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「Acrobat」を使用している場合

AdobeのPDF作成ソフト「Acrobat」を普段から使用している場合には、ちょっとしたテクニックや備わっているコマンドを利用することでPDFファイルのサイズを小さくすることができます。

 

PDFファイルを別名で保存しなおす

PDFファイルを作成や編集する際に、「上書き保存」コマンドで上書き保存を繰り返すと、その都度ファイルサイズが大きくなってしまう場合があります。

 

対処法としては、一度対象のファイルを「名前を付けて保存」コマンドを使って改めて別名で保存しなおすことでファイルサイズを本来のサイズに戻すことができる可能性があります。

 

サムネイル画像を削除する

PDFファイルにサムネイル情報が埋め込まれている場合、そのサムネイルデータを削除することでPDFファイルのサイズを小さくすることができます

 

サムネイル情報というのはPDFファイルを閲覧する際に、小さな画像でプレビュー表示するためのデータです。

文書の全体像を確認したい時なんかに役立つ機能ですが、本質的には不要なデータですのでファイルサイズを優先させるのであれば削除してしまってもいいかと思います。

 

手順は以下の通りです。

  1. Acrobatで対象のPDFファイルを開く。
  2. メニューから「ページ」を選択する。
  3. オプションメニューから「サムネイル画像の削除」を選択します。
  4. 「文書に埋め込んだサムネイル画像を削除してよろしいですか?」に対して「OK」をクリックする。
  5. ファイルを「名前を付けて保存」から別名保存する。

 

「ファイルサイズを縮小」コマンドを適用する

「Acrobat」に搭載されている「ファイルサイズを縮小」コマンドというものがあります。

このコマンドを実行すると、ファイル内の画像情報の解像度を落としたり、余計なフォントデータを削除することでPDFファイルのサイズを小さくすることができます。

 

「ファイルサイズを縮小」コマンドは以下の手順で実行できます。

  1. Acrobatで対象のPDFファイルを開く。
  2. メニューから「ファイル>ファイルサイズを縮小」とクリックする。
  3. 「互換性」に関するポップアップが表示された場合は「最新バージョンのAcrobatとの互換性」をクリックする。

 

無料でPDFファイルを圧縮したい

Acrobatなどの有料ソフトを持っていない場合でも、PDFファイルのサイズを小さくする手段はいくつかあります。

 

無料のオンラインサービスを利用する

最も簡単で手っ取り早くファイルを圧縮したいなら、無料でPDFファイルの圧縮を行ってくれるオンラインサービスを利用するのが最適です。

基本的にはどのサービスも、ブラウザ上に対象のPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけで、最適な方法でファイルサイズを圧縮してくれます。

 

ただし、オンラインサービスを利用するためには「PDFファイルをネット上にアップロードすることが必要となります。

基本的にはアップロード後一定期間が経過すれば自動的にデータが消去されるようにはなっていますが、PDFファイルに機密情報などが含まれている場合には不向きと言えるかもしれません。

 

I Love PDF

「I Love PDF」は基本的には無料で利用できるサービスで、機能としてはPDFファイルの結合・分割からExcelなどのOfficeソフト用ファイルへの変換まで、一通りこなすことができます。

また有料のソフトを購入することでさらに便利な機能を使用することもできます。

 

ファイルの圧縮に関しては3段階から選択することができるので、データの解像度などと相談しながら任意の圧縮率でファイルサイズを縮小すること可能です。

 

「I Love PDF」公式ページ⇒https://www.ilovepdf.com/ja

 

 

PDF Compressor

「PDF Compressor」はとにかく手軽にファイル圧縮することができるオンラインサービスです。

 

こちらのサービスは、Officeソフト用ファイルやJPG画像ファイルへの変換機能など最低限の圧縮機能のみに絞って提供されています。

圧縮率に関しても画質の選択などはできず、基本的にはお任せ圧縮になりますが、ドラッグ&ドロップから1クリックするだけで最適な圧縮を行ってくれるため余計な手間がかからずストレスがありません。

 

PDFcompressor」公式ページ⇒https://pdfcompressor.com/ja/

 

 

フリーソフトを利用する

無料で済ませたいけどオンラインサービスの利用には抵抗があるって場合には、PDFファイルの圧縮が可能なフリーソフトを利用する手段がオススメです。

フリーソフトはいくつかありますが、中でも使い方がわかりやすくて簡単に圧縮ができるソフトに絞ってご紹介します。

 

PDF Slim

「PDF Slim」はボクが知る中で最も簡単にPDFファイルの圧縮を行えるフリーソフトです。

 

使い方はごく簡単で、ソフトを起動して圧縮率を4段階から選択し、ウィンドウ内に対象のPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

またカラーデータの場合はモノクロ化することでさらに圧縮率を上げる機能などもあって非常に便利です。

 

窓の杜:「PDF Slim」ダウンロードページ⇒https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pdfslim/

 

 

CubePDF

「CubePDF」無料でPDFの作成や編集を行える多機能なフリーソフトです。

 

ファイル圧縮方法としては、「JPG形式の画像ファイルへの変換」となるためPDFファイルのまま圧縮したい場合には不向きかもしれません。

 

ただCubePDFの特徴として、フリーソフトでありながら「PDFファイルの分割・結合」機能が使用できるという点があります。

この分割機能を利用すれば、PDFファイル内の必要な部分のみ抜き出して、単体のPDFファイルとして抽出することも可能なので、疑似的にファイルサイズを小さくすることができます。

 

「CubePDF」公式ページ⇒https://www.cube-soft.jp/cubepdf/index.php

 

まとめ

今回は、PDFファイルを圧縮する方法について色々とご紹介してみました。

ざっくりと内容をまとめると、

  • Acrobat」でPDFのファイルサイズを圧縮する
    • PDFファイルを別名で保存しなおす
    • サムネイル画像データを削除する
    • 「ファイルサイズを縮小」コマンドを使用する
  • 無料でPDFのファイルサイズを圧縮する
    • 無料のオンラインサービスを利用する
    • PDF圧縮機能があるフリーソフトを利用する

といった内容でした。

自分のシーンに合った最適な方法を見つけて、便利に使ってみてください。



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ABOUTこの記事をかいた人

auで3年ほど店舗スタッフを経験。 「店員から見ても公式サイトわかりにくい!」という憤りからユーザーが理解した上で利用できるサービスやガジェット情報の発信サイト「華麗なる機種変」の作成をする。 ものの、わかりやすい情報って作成が難しいことを痛感し、日々悪戦苦闘中… 少しでもあなたのお役にたてられれば幸いです。