世界中のゲーマーに愛されているチャットアプリ「Discord」に新しい配信機能が公開されました。
その名も「GoLive」。
既存の「画面共有」機能をゲーム配信向けに特化させた感じで、より配信することを意識して作られたのもあって非常に使いやすい機能になっています。
ただ、まだテストリリース期間と言うことで、利用条件や注意点など押さえておきたいポイントがいくつかあります。
そこで今回はDiscordの新しい配信機能「GoLive」について色々と情報をまとめてみたいと思います。
目次
新たな配信機能「GoLive」が実装
冒頭でも少し書いた通り、2019年8月にDiscordの新たな配信機能として「GoLive」が実装されました。
ゲーム配信が盛んなサービスと言うと「YouTube」や「Twitch」などが有名ですが、「GoLive」は少し方向性が違います。
と言うのも、「GoLive」での配信では視聴できる人数が10人までに制限されているんです。
そのため、基本的には特定のコミュニティ内での少人数向け配信がメインとなっています。
サーバー内のチャンネルにアクセスするだけで簡単に配信や視聴ができるため、非常に手軽にゲーミング画面を共有することができます。
ちなみに個人的に地味に気に入っている点としては、ボイスチャンネル内の音量とは別に「GoLive」側の音量を調節できるところ。笑
以前の「画面共有」の場合、共有中の画面の音量を下げるとボイチャ中のユーザーの音量も連動して下がってしまうため、音量調節が結構面倒だったんですよね。
(まぁ配信者に頼んでゲーム音を下げてもらえばいい話なんですが…。)
といった感じで細かい部分に気が利いているのが「GoLive」の魅力かと思います。
「GoLive」の解禁条件 ※2019年8月現在
ちなみにこの「GoLive」の機能ですが、2019年8月現在ではまだ仮実装という扱いです。
そのため一部のサーバーやユーザーにのみ解禁されている状態で、サーバーの負荷などを検証している段階のようです。
ちなみに「GoLive」の解禁条件については以下の通りです。
- サーバー全体の14%
- 「Nitro/Nitro Classic(有料会員)」加入者
- 「ブースト」Lv1以上のサーバー
※ブースト:サーバーの機能を拡張するための機能
このように、現在は「有料会員とその所属サーバー+一部のラッキーなサーバー」って感じの対応状況になってるみたいです。
「サーバーリセマラ」が可能
ただ、「サーバーリセマラ」と呼ばれるちょっとしたテクニックを実施することで、「GoLive」が実装済みのサーバーをゲットすることができるんです。
※リセマラ:リセットマラソンの略
「画面共有」の実装時に経験した覚えのある方もいるかもしれませんが、要は当たりを引くまで何度も新規サーバーを作り直すってわけです。笑
ちょっと強引な方法ですが、Discordでは新規サーバーの作成に制限はありませんので、特にペナルティもありません。
Discordの「サーバーリセマラ」に関しては以下の記事でまとめていますので参考までに。
⇒「Discord」の画面共有がすごい!使い方やサーバーリセマラについて解説
「GoLive」の使い方
では実際の「GoLive」の使い方についてもご紹介しておきたいと思います。
「GoLive」で配信する
まずは「GoLive」でゲーム画面を配信する方法から確認しておきましょう。
具体的には以下の手順で実施可能です。
- 「Discord」を起動する。
- 特定の「ボイスチャンネル」に接続する。
- 配信したいゲームを起動する。
- 画面左下に表示されるゲームタイトルを確認する。
- ゲームタイトル右側の「モニターアイコン」をクリックする。
- 「GoLive」画面で配信内容を確認する。
- 右下の「GoLive」をクリックする。
これで選択したボイスチャンネル内で配信を実施することができます。
ちなみに、「Discord」内で購入したゲームやメジャータイトルであれば、自動的に読み込んでくれるみたいですが、種類によってはDiscord側で認識してくれないこともあるみたいです。
その場合は、以下の手順で手動での登録を試してみてください。
「User Setting>Game Activity>Add it」と選択後、配信したいゲームを指定すればOKです。
その上で、どうしても登録ができない場合は配信に対応していないゲームの可能性が高いです。
「GoLive」を視聴する
では続いて「GoLive」の配信を視聴する方法について解説していきます。
手順としては以下の通り簡単です。
- 「Discord」を起動する。
- 「LIVE」の表示があるボイスチャンネルに接続する。
- 配信中のユーザーをクリックする。
- 「Watch Stream」をクリックする。
これで配信中の画面を視聴することができます。
「GoLive」使用上の注意点
仮実装中の「GoLive」ですが、現状利用する上で注意しておくべき点がいくつかあります。
まず、「GoLive」の対応端末はパソコンのみとなっているため、スマホアプリ版からの配信や閲覧はできません。
今後のアップデートで対応予定とのことですが、いつになるのかは未定です。
特にサーバーリセマラをスマホアプリ版から行おうとしていたって方は、当たりを引いていても確認ができませんので注意してください。
ちなみに、Webブラウザ版からのアクセスした場合は、配信はできませんが閲覧の方は可能となっています。
もう一つの注意点が、既存機能である「画面共有」への影響についてです。
「GoLive」が利用できるNitroユーザーや対象サーバーに所属している場合、「画面共有」の機能が使えないようになっているようです。
これに関しても仮実装期間中だけの一時的な措置のようですが、現状は今まで使えていた「画面共有」の機能に置き換わる形で「GoLive」が存在していますので注意してください。
まとめ
今回は、Discordの新たな配信機能「GoLive」について詳しく解説してみました。
正規実装を待てないと言う方は、一度「サーバーリセマラ」を試してみるのもいいかもしれませんね。笑
まだまだリリース直後と言うことで不安定な部分もあり、記事内の情報に関しても確実なものではありません。
何か追記やご指摘などがありましたら、遠慮なくコメント欄にて情報共有をお願いいたします(*_ _)
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