最近CMなんかでよく「ギガ」って言葉を耳にする機会が増えたんじゃないでしょうか。
「ギガ不足」
「ギガ泥棒」
などなど「ギガ」を使ったフレーズは多いですが、この「ギガ」って一体何なんでしょうか?
そこで今回は、この「ギガ」について詳しくまとめてみたいと思います。
「ギガ」とは?
まず最近よく耳にする「ギガ」とは一体何なのかについて簡単に解説しておきたいと思います。
「ギガ」というのは、単位の大きさを表現するための接頭辞のひとつで、数量としては「10の9乗」を意味しています。
一般的には、今回の記事のテーマでもある、通信データ容量を表す単位「バイト(Byte)」にくっついて「ギガバイト(GB)」という意味で使用されている場合が多いかと思います。
よく「ギガがなくなる」「ギガを買い足す」なんて言い方をされているんですが、上記の通りそもそもの意味としては「データ容量」のことを表しています。
「ギガ」というフレーズが普及した理由としては、通信会社のCMなどで積極的に「データ容量」のことを「ギガ」と呼称するようになったことが挙げられます。
確かに、「データ容量」「通信容量」と呼ぶよりは「ギガ」の方が簡単でキャッチーな印象を受けますし、色々と宣伝にも使いやすいみたいですね。
「データ容量」について
ちなみに「データ容量」という言葉の意味についても解説しておきましょう。
この場合の「データ容量」というのは、上にもあった通りスマホでインターネットを介して通信することができるデータの容量のことを指しています。
契約しているケータイ会社などによっては多少違ってくるかと思いますが、計測スパンとしては1ヵ月間というのが一般的です。
用意された特定のプランを契約することで、一定期間内で使用することのできる通信データ容量が決まってきます。
そして、通信回線(現在はLTEが主流)を利用して動画を見たりWebサイトを閲覧したりすることで、その「データ容量」が減っていくというわけです。
「データ容量」の単位
ついでに「データ容量」を表す単位の種類についても掘り下げておきましょう。
基本的には上にもあった通り「バイト(Byte)」が使用され、その頭に接頭辞を添えることで大きさを効率的に表現します。
具体的には以下の通り。
- Byte
- KB(キロバイト)
- MB(メガバイト)
- GB(ギガバイト)
- TB(テラバイト)
1000Byte=1KB, 1000KB=1MB, 1000MB=1GB, 1000GB=1TB
といった感じの関係になっています。
パソコンやスマホを扱う上でよく目にする単位かと思いますので、頭に入れておくと便利かと思います。
一般的な「ギガ(GB)」の使用量は?
ここまで通信データ容量の「ギガ」についてご紹介してきましたが、参考までに色々な操作によってどの程度「ギガ」を使用するのかについて軽く触れておきたいと思います。
一般的には以下のような通信料が消費されるみたいです。
- YouTubeの動画を1時間視聴:約0.5GB(画質による)
- LINE通話で1時間通話:約0.2GB
- ビデオ通話で1時間通話:約0.3GB
- テキストメールを10通送信:約0.05GB
このように、やはり動画や音声などを送受信する場合には結構な量の「ギガ」を消費してしまうようです。
票を参考に、普段どの程度使用しているのか簡単に把握しておくといいかと思います。
まとめ
今回は、最近よく聞く「ギガ」の正体について色々と情報をまとめてみました。
今までどういう意味なのか分からずに使っていたって方や、初めて聞いたって方も、ひとつの知識としてぜひ頭の片隅にとどめておいて頂けると幸いです。
この記事が少しでもお役に立つよう祈っています♪
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