「iCloud」のパスワードを忘れた時の簡単な復旧方法

「iCloudのパスワードがわからなくてサインインできない…」

こんなトラブル、iPhoneユーザーなら一度は経験があるんじゃないでしょうか？

様々なタイミングでパスワードを設定させられることが多い現代ですが、それぞれルールなどもバラバラなため、なかなか覚えておくのも難しいですよね。

特にiCloudで使用するパスワードの場合、「8文字以上・英数混合・大文字と小文字両方使用」というなかなか面倒な条件が指定されているため意外と忘れがちです。

そこで今回は、iCloudのパスワードを忘れてしまった場合の対処法について詳しくまとめて行きたいと思います。

「iCloud」のパスワード＝「Apple ID」のパスワード

iCloudにサインインするためのパスワードについて簡単に触れておきたいと思います。

iCloudのパスワードというのは、Appleのサービスを使用するために必要となる「Apple ID」を作成する際に設定したパスワードのことを意味します。

色々なサービスで共通して使われているんですが、場合によって呼称が変わっていたりするため混乱する方もいるんじゃないでしょうか。

Apple IDとそのパスワードは、iPhoneを使用する限り何をするにも必ず必要となるデータですので、基本的には紛失しないようにしておくべきものです。

ただどうしても思い出せない場合には、いくつかの復旧方法が残されていますので、順番に確認していきましょう。

iCloudのパスワードを忘れた場合の対処法

では肝心のiCloudのパスワードを忘れた場合の対処法について解説していきたいと思います。

対処法としては基本的に、忘れてしまったパスワードをリセットして新しく設定しなおすことになります。

その際に、自分のApple IDに対して「2ファクタ認証」と呼ばれるセキュリティ設定を有効にしているかどうかで、実施できる手段が変わってきます。

「2ファクタ認証」についての詳しい内容や設定方法は以下の記事を確認してください。

⇒【iPhone】『２ファクタ認証』を無効にする方法は？

「2ファクタ認証」を使ってリセットする

自分のApple IDに「2ファクタ認証」を適用している場合は、別の信頼済みの端末を使ってパスワードをリセットすることができます。

以下の手順で進めてください。

ただしこの方法では、信頼済みの端末側ですでにiCloudにサインインしてある必要がありますので注意してください。

もしうまくいかない場合には、他のリセット方法を試していきましょう。

メール／セキュリティ質問でパスワードをリセットする

Apple IDに対して設定してある「メールアドレス」、または「セキュリティ質問」を使ってパスワードをリセットすることもできます。

以下の手順で進めてみてください。

これで、iCloudのパスワードをリセットできます。

どうしても復旧できない場合は…

ご紹介した方法を使っても、アカウント自体に何らかのトラブルがあったりしてどうしても復旧できない場合もあるかと思います。

そういった場合には、Appleの公式サポートに依頼することで強制的にパスワードを初期化してもらうことも可能です。

以下のページにアクセスし、手順通りに進めてみてください。

これでApple IDの所有者本人だと確認が取れれば、基本的にパスワードを初期化してもらうことが可能です。

本人確認のための方法としては、使用している端末やApple ID登録時に入力した内容についての質問に答える形になります。

Webブラウザ上から自分で初期化、もしくは電話でオペレーターに依頼することでも実施可能ですので、自分に合った方法で実施してください。

まとめ

今回は、iCloudのパスワードを忘れてしまった場合の対処法について詳しくまとめてみました。

最近は色んなサービスで色んなパスワードを管理する必要があるので、正直ボクもしょっちゅう混乱しています。

ただ、iCloudなどの大事なデータに関わるものや、重要なサービスで使用しているものに関しては、最低限忘れないように何かしらの対応策を用意しておきたいところですね。