SNSなどのWebサービスで投稿した内容は、基本的にインターネットを通じて世界中に公開されます。
そのため、プライバシーにかかわる内容や、個人情報などの重要なデータが漏洩してしまわないよう、掲載する際には常に注意を払っておく必要があります。
そう言ったリスクを減らすための手段として、ほとんどのサービスでは情報を非公開にする機能が搭載されています。
インスタグラムでももちろん付いていて、うまく使いこなすことで、目的に合わせてより快適にサービスを利用することができるようになります。
そこで今回は、インスタグラムにおける、いわゆる「鍵付きアカウント」の設定方法や実際の効果について色々とまとめて行きたいと思います。
SNSの「鍵」とは
SNSを使っているとよく目にする「鍵」とか「鍵垢(カギアカ)」ってどういう意味かご存知ですか?
SNSにおける「鍵」と言うのは、一般公開せずに非公開の状態にしておくことを表しており、「鍵付きアカウント」と言うのはつまり非公開のアカウントのことを意味しています。
鍵付きアカウントにしておけば、基本的に親しい人や、許可した人以外には投稿内容が見られることはないため、プライベートな用途で使用する場合には便利と言えます。
また、ストーカー被害や悪質な迷惑行為などへの対策として使用する場合もあるので、機能や実際の効果についてはしっかり把握しておきたいところです。
インスタグラムのアカウントに鍵をかける方法
では実際にインスタグラムのアカウントに鍵をかける方法についてご紹介していきたいと思います。
以下の手順で設定の変更が可能です。
- 「Instagram」を起動する。
- 自分の「プロフィール」画面を表示する。
- 右上のメニューアイコンをタップする。
- 「設定」をタップする。
- 「アカウントのプライバシー設定」をタップする。
- 「非公開アカウント」をオンにする。
また、同様の手順でいつでも公開状態に戻すことも可能です。
鍵付きアカウントにするとどうなる?
続いて実際に鍵付きアカウントにした場合にどういった影響が出るのかについても触れておきたいと思います。
普段の使い方に影響がありそうな内容としては、主に以下のようなことが挙げられます。
- 写真やストーリーの投稿内容はフォロワー以外閲覧不可
- アカウントのフォローは許可制
- ハッシュタグ検索結果に掲載されない
※ユーザー検索には掲載される - DMが表示されない
※送信リクエストと通知は届く
といった感じで、基本的にはフォローを許可した相手以外からはアクセスができないようにすることができます。
ただし、プロフィール画面は検索で表示されてしまうため、完全に存在を隠すことはできませんので注意が必要です。
鍵付きアカウントの投稿を見る方法はある?
鍵付きアカウントに設定しておけば100%他の人に投稿内容を見られる可能性はないのかと言うと、実はそうとも限らないんです。
許可されていないアカウントから直接的に投稿内容を見ることはできないんですが、リポストされた内容に関しては非公開の設定が適用されません。
そのため自分が非公開にしていたとしても、非公開でないフォロワーが自分の投稿をリポストしてしまうと、通常通り公開されたのを同じ状態になってしまいます。
その点にだけは注意しておく必要がありそうです。
まとめ
今回は、インスタグラムの鍵付きアカウントについて、設定方法や実際の影響について色々と情報をまとめてみました。
SNSを利用する上で、最も注意を払わなくてはいけないのがこういったプライバシーやセキュリティに関する問題と言えるかと思います。
ユーザーの用途や環境によっては非常に助かる機能ですので、ご紹介した内容を参考に必要に応じて設定を試してみてください。
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