iPhoneの機種(モデル)の確認方法―シリーズごとの特徴と見分け方

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あなたがiPhoneのフィルムやケースを買う時、どのモデル用のものを買うか悩まずに選べますか?

 

使い始めて1年、2年と経ってきて、そろそろフィルムもはがれてきたし、ケースも汚れが目立つので交換しようかと、いざ家電屋さんに来てみたものの…

「あれ、このiPhoneって7?いや6だっけ…?」

なんて感じで自分のiPhoneがどのモデルだったか忘れちゃって混乱することって意外とありますよね。

 

もちろん買ったばかりの新作なんかであれば、そんなに迷う方も少ないかもしれませんが、最近のiPhoneって耐久面もかなり向上して3~4年くらいなら結構持てちゃうんですよね。

そこで今回は「iPhoneの機種(モデル)を確認する方法」について少しまとめてみたいと思います。

 

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機種(モデル)ごとの特徴と個人的な見分け方

ヘビーなiPhoneユーザーであれば、パッと見ただけでどの機種かなんてもちろん把握できるかもしれません。

ですがそうでない方にとっては、なかなか見分けがつかなかったりするもんです。

今回は、特に形状で判断が付けづらい「iPhone 6以降のシリーズ」について、各モデルごとのざっくりとした特徴見分けるためのポイントについてご紹介していきます。

 

iPhone X

2017年にiPhoneシリーズ10周年記念として発売された第11世代モデルで、iPhoneの代名詞とも言えるホームボタンが搭載されていません

ディスプレイにも特徴があり、ディスプレイの余白をギリギリまで削ることで、従来と変わらないサイズのままさらなる大画面を実現しています。

 

 

見分けポイント

  • ホームボタンの無い初めてのiPhone
  • 本体前面部の約95%がディスプレイ
  • 本体全面がガラス製

※参考画像:Apple公式『iPhoneのモデルを識別する』より引用

 

iPhone 8 / Plus

同時期に発売されたiPhone Xと同じく第11世代モデルで、ソフトウェアの性能としてはほとんどiPhone Xと変わらない高性能を誇ります。

特徴としてはまず今までになかった、背面を含む全面ガラス製という点です。

またホームボタンとして「ソリッドステートボタン」と呼ばれる、疑似ボタンが実装されています。

 

疑似ボタンというのも、見た目上はディスプレイがそのまま少しくぼんだだけの様なつくりになっていて、電源が切れた状態だとただのディスプレイの一部でしかありません。

ですが電源が入った状態だと、そのくぼみの部分を押すことでiPhoneが圧力を感知し、バイブレーションによってボタンを押したかのような錯覚を起こさせるという非常に不思議なボタンになっています。

そのためホームボタンの物理的な故障なども起きにくく、個人的には全シリーズ中で一番気に入っていた仕様です。

見分けポイント

  • 本体全面がガラス製
  • ホームボタンが疑似ボタン

※参考画像:Apple公式『iPhoneのモデルを識別する』より引用

 

iPhone 7 / Plus

2016年発売の第10世代モデルで、ホームボタンにはiPhone 8と同じソリッドステートボタンが採用されています。

また、本体の背面部が特殊処理されたアルミニウム製なので、重量が非常に軽いのも特徴です。

ちなみに本体が薄くなりすぎて背面部のカメラが出っ張ってしまっているのも特徴のひとつです。笑

見分けポイント

  • アルミニウム製の本体
  • ホームボタンが疑似ボタン
  • 背面カメラ部分が出っ張っている。

※参考画像:Apple公式『iPhoneのモデルを識別する』より引用

 

iPhone 6s / Plus

2015年に発売された第9世代モデルで、見た目上は一世代前のiPhone 6シリーズとほとんど一緒です。

唯一の違いとしては、本体背面部のiPhoneロゴの下に「S」マークが刻印されている点です。

「S」マークのおかげでこのシリーズはすぐに見分けがつきます。

見分けポイント

  • 本体背面部に「S」マークの刻印
  • ホームボタンは従来通りの物理ボタン

※参考画像:Apple公式『iPhoneのモデルを識別する』より引用

 

iPhone 6 / Plus

2014年に発売され、今では定番の4.7インチディスプレイ(Plusは5.5インチ)が初めて搭載された第8世代モデルです。

発売当初は本体が大きすぎて持ちにくいなど賛否両論ありましたが、周辺機器や本体機能の拡充によって使いやすさを向上させることで、スマホの大型化の先駆け的な存在となりました。

 

またこの本体の大きさが当時最大の特徴だったんですが、現在は定番化してしまっているため、なかなか見分けがつけにくいかもしれません。

他との比較点で言うと、従来のiPhoneシリーズと同じホームボタンなので、「物理ボタンが搭載されていて「S」マークが刻印されていないものがiPhone 6」といった感じでしょうか。

見分けポイント

  • ホームボタンは従来通りの物理ボタン
  • 本体背面部に「S」マークが刻印されていない

※参考画像:Apple公式『iPhoneのモデルを識別する』より引用

 

その他の機種(モデル)を確認したい場合

iPhone 5以前のその他のモデルに関しては、形状が特徴的なのであまり見分けがつかなくなることも無いかと思うんですが、もし確認したい場合は以下の「モデル番号から機種(モデル)を確認する」の項目を参考にしてください。

 

モデル番号から機種(モデル)を確認する

ここまで特にややこしいiPhone 6以降に絞ってご紹介してきましたが、当然iPhone 5以前の機種に関してもモデルの確認をしたいって方もおられるかと思います。

 

実はiPhoneの本体裏側には、「アルファベット+4ケタの数字」で構成されたモデル番号というものが刻印されています。

このモデル番号はシリーズごとに固有のものが決められており、Apple公式サイトなどで照合することでそのiPhoneの正確な情報を確認することができるんです。

iPhone X A1865, A1901, A1902
iPhone 8 A1863, A1905, A1906
iPhone 8+ A1864, A1897, A1898
iPhone 7 A1660, A1778, A1779
iPhone 7+ A1661, A1784, A1785
iPhone SE A1723, A1662, A1724
iPhone 6s A1633, A1688, A1700
iPhone 6s+ A1634, A1687, A1699
iPhone 6 A1549, A1586,A1589
iPhone 6+ A1522, A1524, A1593
iPhone 5 A1428, A1429, A1442
iPhone 5s A1453, A1457, A1518, A1528, A1530, A1533
iPhone 5c A1456, A1507, A1516, A1529, A1532
iPhone 4 A1349, A1332
iPhone 4s A1431, A1387

(※Apple(日本)『iPhone のモデルを識別する』より)

 

また、iOS11以降がインストールされたiPhoneであれば以下の手順で本体設定からモデル番号を確認することも可能です。
※iPhone X, 8, 8 Plusに関しては本体刻印が廃止されたためこの画面でしか確認不可。

  1. iPhoneの設定を開く。
  2. 「一般>情報」とタップする。
  3. 「モデル」の項目をタップする。

 

シリアルナンバーとIMEI

iPhoneの機種判別をする方法としてシリアルナンバーやIMEIを確認するという方法もあります。

それぞれの意味としては、

  • シリアルナンバー:Appleが付与するiPhone内での識別番号
  • IMEI:ケータイやスマホなどの通信機器全体の中での識別番号

というようにどちらもiPhoneを識別するために付与された固有のIDの様なものですが、専用のサイトなどで照会することで、機種のモデルから製造場所や製造年月日などの詳細な情報まで全て確認することができます。

 

またこのシリアルナンバーとIMEIに関しては、Apple Careなどで修理の対応を受ける際にも必要になるので確認方法を把握した上で、メモを取っておくなどしておくと便利かと思います。

  1. iPhoneの設定を開く。
  2. 「一般>情報」とタップする。
  3. 「シリアルナンバー」「IMEI」の項目を確認する。

 

まとめ

今回は、iPhoneの機種(モデル)の確認方法について詳しくまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

 

毎年新たなモデルが発表されるiPhoneシリーズですが、その度にオプション品の購入にも一苦労ですよね。

商品によっては代○○世代向けと書かれてたり、20○○年モデル向けと書かれてたり、呼称だけでもちょっとややこしくてイラっとしちゃうこともあります。笑

こだわりが強いのもいいんですが、もう少しユーザーの事も考えて欲しいなぁって感じですね。



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ABOUTこの記事をかいた人

auで3年ほど店舗スタッフを経験。 「店員から見ても公式サイトわかりにくい!」という憤りからユーザーが理解した上で利用できるサービスやガジェット情報の発信サイト「華麗なる機種変」の作成をする。 ものの、わかりやすい情報って作成が難しいことを痛感し、日々悪戦苦闘中… 少しでもあなたのお役にたてられれば幸いです。