パソコンでメール機能を使うためのソフトに「Windows Liveメール」があります。
2017年のはじめ頃に、マイクロソフト社がサポートを終了してしまったため新たにダウンロードをして使用することはできませんが、今まで長年使い続けてきたという方は今も継続して使用している場合もあるかとおもいます。
ですがサポートも終了してしまっているため、急にメールが送信できなくなったなどの不具合が起きた場合にはどうすればいいのか対処法に困りますよね。
今回はこの「Windows Liveメールでメールの送信ができない」場合の原因と対処法を5つに絞ってご紹介していきたいと思います。
目次
インターネットにきちんと接続されているか確認
まずは基本的な部分から、パソコンがインターネットに正常に接続できているか確認しておきましょう。
意外とLANケーブルが半分抜けていたり、Wi-Fiの調子が悪かったり、ネット環境が原因でうまくメールが送受信できていないだけかもしれません。
インターネットブラウザなどできちんとネット検索などができるかどうか確認しておきましょう。
もし正常に接続できていたとしても、一度回線を切断してみてから再度繋ぎなおすことで、状況が改善する場合などもあるので一度試してみてください。
メールアドレスは間違ってないか確認
送信相手のメールアドレスが間違っていないかも確認しておきましょう。
「@」の前に「.」が入っていたり、「.」が二つ以上連続している場合は送信できないエラーが発生することがあるみたいなので、入力間違いがないかどうか見直してみてください。
添付ファイルのサイズが大きすぎるのかも
メール送信の際に、何かファイルを添付していませんか?
もし添付ファイルがある場合は、ファイルサイズの大きさに注意が必要です。
添付できるファイルサイズには制限がある(プロバイダによる)ため、もし比較的サイズの大きなファイルを添付している場合は、ファイル自体を圧縮してサイズを落とすか、メールの分割送信を試してみるといいかもしれません。
メールの分割送信の設定は以下の通りです。
- 上部メニューから「オプション>電子メールアカウント」をクリックする。
- 現在使用しているメールアカウントを選択して、「プロパティ」をクリックする。
- 「詳細設定」タブを選択して、「次のサイズよりメッセージが大きい場合は分割する」にチェックを入れる。
- 分割サイズを入力(50KB~1MB程度)して「OK」をクリックする。
以上で完了です。
今後は添付ファイルサイズが指定のサイズを超えた場合には自動でメール送信が分割されるようになりました。
この状態で再度、送信できなかったメールを送信しなおしてみましょう。
セキュリティソフトの影響かも
ウィルスバスターやWindowsファイアウォールなどの、セキュリティソフトがメールの送信時にアクセスに干渉してしまうことでメールの送信エラーが起こってしまいます。
一度セキュリティソフトを停止した状態で、メールの送受信ができるかどうか確認してみてください。
無事できた場合は、セキュリティソフトが原因である可能性が大きいため、セキュリティソフト側の設定でWindows Liveメールに影響を与えないように調整が必要です。
メールサーバーの容量オーバーの可能性
メールの保存先であるメールサーバーは、使用できる量がプロバイダー毎に決められています。
サーバーの容量がいっぱいになってしまっている場合、それ以上メールの送受信ができない状態になっている可能性があります。
そういった場合には、サーバー上にメールデータをコピーしないように設定することで状況を改善することができるかもしれません。
以下の手順で設定を変更してみてください。
- 上部メニューから「オプション>電子メールアカウント」をクリックする。
- 現在使用しているメールアカウントを選択して、「プロパティ」をクリックする。
- 「詳細設定」タブを選択して、「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを外す。
- 「OK」をクリックする。
これで、サーバー上にメールのコピーを保存しないように設定できました。
※コピーが残らないだけでオリジナルのメール自体は自分のパソコンから消えることはないので安心してください。
まとめ
今回はWindows Liveメールで送受信がうまくできない場合の原因と対処法についてまとめてみました。
チェックポイントをざっくり振り返ると、
- インターネットとの接続を確認する
- 宛先のメールアドレスが間違ってないか確認する
- 添付ファイルのサイズが大きすぎないか確認する
- セキュリティソフトの干渉を受けていないか確認する
- メールサーバーの容量がいっぱいになっていないか確認する
といった流れでご紹介してみました。
特にメールサーバーの容量に関しては、普段あまり気にしていない部分なので見落としがちですので一度確認してみることをオススメします。
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