「iTunesが起動しない…」
iPhoneが起動しない時ほど焦ることはありませんが、iTunesにもバックアップデータや楽曲データなど大切なデータを保管してあります。
それがもし、初期化したiPhoneにデータを復元する時なんかだったら…iTunesが起動してうまく復元が終わるまで生きた心地がしませんよね。
そこで今回は、iTunesが起動しない場合の原因と5つの対処法について詳しくまとめていきたいと思います。
目次
iTunesが開かない場合の原因は?
iTunesがうまく開かない場合の原因としてはいくつか考えられますが、代表的な原因について確認していってみましょう。
- アカウントが管理者権限を持っていない
- iTunesアプリ自体の不具合
- パソコンの一時的な不具合
ではそれぞれの対処法について順番に確認していきたいと思います。
iTunesが開かない場合の5つの対処法
iTunesが開かない場合に試しておきたい5つの対処法を順番にご紹介していきます。
まずパソコンの再起動
こういったアプリの不具合が起きた場合、とりあえず一旦使用しているパソコンを再起動してみることであっさり状況が改善するケースが多いです。
特に長時間つけっぱなしで放置していた場合なんかだと、パソコンの処理能力なども低下してしまうため、そういう意味でも再起動は効果的です。
一度完全に電源を落とした後、1分ほど時間を空けてから再度起動してみてください。
「管理者として実行」を試す
パソコンを起動した際に、なんらかのアカウントにログインする必要がありますが、そのアカウントに「管理者としての権限」が付与されていない場合、うまくiTunesが起動できない可能性があります。
iTunesのアプリを起動する際に、以下の手順で「管理者として実行」を試してみてください。
- iTunesのアイコンを右クリックする。
- 「管理者として実行」をクリックする。
セーフモードで起動する
iTunesアプリ内に不具合が発生していて起動処理がうまくいかない場合は、iTunesに搭載されている「セーフモード」での起動を試すことで起動できることがあります。
以下の手順で「セーフモード」での起動を試してみてください。
- iTunesのアプリを起動する。
- 起動処理中に「Shift+Ctrl」を同時に押し続ける。
- 「iTunesはセーフモードで実行しています。」が表示されたら「続ける」をクリックする。
セーフモードというのは、余計な機能や設定などを完全に無視した状態で、最低限必要な環境のみでアプリを起動するモードです。
このセーフモードでならうまく起動できたという場合は、その状態で一度アプリのアップデートを行ったり、後述する「iTunesの修復」、「iTunesの再インストール」を試してみてください。
iTunesの「修復」を試す
iTunesのアプリ自体に不具合がある場合、アプリの「修復」機能を実施することでiTunesの状態を改善できるかもしれません。
以下の手順で「修復」を試してみましょう。
- 「+i」キーを同時押しして「Windowsの設定」を開く。
- 「アプリ」をクリックする。
- 「アプリと機能」をクリックする。
- 「iTunes」を選択して「変更」をクリックする。
- 「修復する」を選択して「次へ」をクリックする。
修復処理が終わり次第、iTunesがうまく起動できるかどうか確認してみてください。
iTunesを再インストールしてみる
アプリの「修復」でも改善ができない場合、一度iTunesをインストールし直してみる必要があるかもしれません。
以下の手順でiTunesを一度アンインストールしてから再度インストールし直してみましょう。
※再インストール時に必要になるので、事前にiTunesのインストーラーを以下のサイトからダウンロードしておいてください。
Apple(日本):iTunesダウンロードページ⇒https://www.apple.com/jp/itunes/download/
ただし、iTunes内に保存してあるバックアップデータや楽曲データなどがすべて消えてしまう場合があるため、把握した上で実施するようにしてください。
- 「+i」キーを同時押しして「Windowsの設定」を開く。
- 「アプリ」をクリックする。
- 「アプリと機能」をクリックする。
- 「iTunes」を選択して「変更」をクリックする。
- 「削除する」を選択して「次へ」をクリックする。
- ダウンロードしたインストーラーを起動してiTunesをインストールする。
これで一旦iTunesが初期状態に戻ったはずなので、うまく起動できるかどうか試してみてください。
それでもダメなら…
ここまでの対処法で改善ができなかった場合、パソコン側に深刻なトラブルが発生しているか、もしくは相性などの問題で起動できない可能性も考えられます。
一度、Apple公式サポートに問い合わせてみるなどして、詳細について確認してみてください。
まとめ
今回はiTunesがうまく起動しない場合の原因と5つの対処法についてまとめてみました。
iPhoneのお供であるiTunesですが、機種変更などの際に急に起動しなかったりするとデータの心配などで結構焦ったりしますよね。
ただ、ご紹介した内容でほとんどの場合対処が可能なはずですので一度順番に試してみてください。
⇒iTunes「このiPhoneに接続できませんでした」と出た時の5つの対処法
⇒【CopyTrans】iTunesの重さにイライラしてる方にオススメのフリーソフト
5つの対処法すべてやってもダメでした
もうこうなったら開き直りで
music のitunes folderを思い切って削除して
新たにitunesをインストールしたら何故か起動できました
そのかわりいっぱい入っていた音源データがなくなって
すっきりしました(笑)
georgeさん、まずはコメントありがとうございます♪
ご紹介した内容がお役に立たなかったようで非常に残念です(-_-;)
せめて音源のフォルダだけでもバックアップできていれば…。
ともあれ今回のトラブルを活かして、今後はデータの削除・編集の前にはバックアップを残しておくクセをつけておきましょ!
とっても役に立ちました!
1年振りにパソコンを立ち上げ、iTunesにCDを取り込もうとしたところ、ポップアップが点滅し、何も出来ない状態でなかなか開きませんでした。「管理者として実行」ですんなり開き、びっくりです。
助かりました。
スンさん、貴重なコメントありがとうございます!
記事の内容がお役に立てたようでボクも嬉しいです笑
今後もわかりやすい情報をお届けできるよう励みにさせていただきます♪