「『iCloudセキュリティコード』なんて設定した覚えがない…」
iOSアップデートの後や、iCloudにログインし直した際に、突然「iCloudセキュリティコード」と言う見覚えのないコードの入力を要求されて困っているユーザーが結構多いみたいです。
アップデートがある度、Twitter上でもかなりの数の悲鳴が上がっています。
iCloudのセキュリティコードってなんや…
そんなん設定した覚えないんだけどな…
— どらみ✩⋆*॰¨̮⋆。˚✩ (@doraminoriP) 2018年9月19日
iCloudセキュリティコード
ってなんやねん🙄
わからんままやし1時間ぐらい
ケータイ使えんかったし。
アップデートってめんどい😑👎— міяеі. (@mirei_0329) 2016年9月15日
そこで今回は、「iCloudセキュリティコード」についての情報を忘れた場合の対処法なども含めて色々とまとめて行きたいと思います。
「iCloudセキュリティコード」とは?
そもそもこの「iCloudセキュリティコード」とは何なんでしょうか。
正直ボクも長いことiPhoneを使っていますが、何のことだっけ?って感じだったため改めて色々と調べてみました。
その結果「iCloudセキュリティコード」と言うのは、「iCloudキーチェーン」と呼ばれるAppleが提供する個人情報管理機能にて設定されたパスワードのことだと言うことがわかりました。
さらにこの「iCloudキーチェーン」についてざっくりと説明すると、iCloud上に自分のクレジットカード情報や、Webサイトのログイン情報などの重要なデータを保管しておく機能のことです。
この機能を利用すれば、同じ「Apple ID」でログインするだけでどの端末からでも保管情報を呼び出すことができるため、文字通り「鍵束」のような役割を持っています。
そしてこのキーチェーン機能を利用するために必要となる認証パスワードが、今回取り上げている「iCloudセキュリティコード」というわけです。
「iCloudセキュリティコード」なんて見覚えがないって方は、「iCloudキーチェーン」の設定をした時のことを思い出してみると何か思い当たることがあるかもしれません。
「iCloudセキュリティコード」を忘れた場合
まず初めに「iCloudセキュリティコード」を忘れた場合に、むやみにセキュリティコードを入力し続けるのはオススメしません。
何度も入力ミスを繰り返すと、「制限回数を超えました」の表示と共に、「iCloudキーチェーン」が無効化されてしまい、保管してあるキーチェーン情報が強制的に削除されてしまいますので注意してください。
では肝心の「iCloudセキュリティコード」を忘れてしまった場合の対処法ですが、実行するには基本的に別のApple端末が必要になります。
別に持っているiPadや、MacなどのAppleデバイスから「iCloudキーチェーン」にアクセスして、「iCloudセキュリティコード」の変更処理を行います。
「iCloudセキュリティコード」の変更手順は以下の通りです。
- iPhoneの設定を開く。
- 最上部の「プロフィール」をタップする。
- 「iCloud>キーチェーン」とタップする。
- 「詳細」をタップする。
- 「セキュリティコードを変更」をタップする。
- 「Apple ID」と「パスワード」を入力する。
- 新しい「セキュリティコード」を入力する。
これで、別の端末から「iCloudセキュリティコード」を変更することが可能です。
ただし、すでに「iCloudキーチェーン」が有効になっている端末でなければこの手順を実行することができません。
この端末でも同じようにセキュリティコードを要求されてしまった場合には結局使えませんので、完璧な対処法とは言いにくいかもしれません。
この方法がダメとなると、あとはもう「セキュリティコード」をリセットする以外に方法は無さそうです。
「iCloudセキュリティコード」のリセット方法
最後の手段とも言える「iCloudセキュリティコード」のリセット方法についてもご紹介しておきます。
以下の手順で「iCloudキーチェーン」の設定を初期化することが可能です。
- iPhoneの設定を開く。
- 最上部の「プロフィール」をタップする。
- 「iCloud>キーチェーン」とタップする。
- 「iCloudキーチェーン」をオンにする。
- 「セキュリティコードで承認」をタップする。
- 「コードをお忘れですか?」をタップする。
- 「キーチェーンをリセット」をタップする。
- 「リセット」をタップする。
これで、「iCloudキーチェーン」をリセットすることができます。
あとは画面の指示に従って、新たに「iCloudセキュリティコード」を設定し直してください。
まとめ
今回は、「iCloudセキュリティコード」を忘れてしまった場合の対処法を中心に色々と情報をまとめてみました。
あまり見ることの無い「iCloudセキュリティコード」と言うワードですが、「iCloudキーチェーン」関連のパスコードと言うことで設定した覚えのある方もいるんじゃないでしょうか。
設定を思い出せるのがベストではあるものの、「iCloudキーチェーン」を初期化したところで、Web上のログインパスワードなどが消えてしまうと言うだけの話なので、忘れてしまった場合は潔くリセットすると言うのもありかなと思います。
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