パソコンを使っていてよくあるのが、「キーボード入力」に関するトラブルです。
「さっきまでできていたのに、なぜか急に変換できない…。」
「キーボード入力が思った通りに実行されない。」
と言った感じで、特に「変換」に関するトラブルはイライラの原因にもなりがちで困らされている方も多いのでは?
そこで今回は、パソコンのキーボード入力で「変換できない」時の原因と対処法についてご紹介していきたいと思います。
目次
「変換できない」時の原因は?
パソコンで「変換できない」時の原因としては、以下のようなことが考えられます。
- 「入力設定」の間違い
- パソコンの一時的な不具合
- 「日本語入力ソフト」の不具合
それぞれ順番に対処法を確認していきましょう。
「変換できない」時の対処法
パソコンで「変換できない」時の対処法について詳しく解説していきます。
なお今回「日本語入力ソフト」としては、最も一般的な「IME」での操作方法となっていますのでご注意ください。
「日本語入力」の設定
まず確認すべきなのが、「日本語入力」に関する設定が思った通りのものになっているかどうかと言う点です。
一度、タスクバー内の「IMEアイコン」が、きちんと「半角/全角」キーを押した際に、「あ」と「A」に切り替わるかどうか確認しておきましょう。
きちんと「IMEアイコン」が「あ」の表示に切り替わった状態で、再度変換ができるかどうか確認してみてください。
パソコンの一時的な不具合
パソコン自体の一時的な不具合によってうまく変換ができていない可能性も考えられます。
色々と試す前に、まずパソコンを一度再起動してみることをオススメします。
パソコンに関するほとんどの不具合は、再起動することで改善する場合が多いです。
「IME」の一時的な不具合
日本語入力ソフト「IME」側に不具合が起きているために変換機能にも影響が出ているのかもしれません。
そういった場合は、「IME」に搭載されている「修復」機能を実施してみることで、症状が改善する可能性があります。
ただし、「IME」に登録してある「ユーザー辞書」のデータや、予測変換のデータなどが消去されてしまうため、注意してください。
手順は以下の通りです。
- タスクバー内の「IMEアイコン」を右クリックし「プロパティ」を選択する。
- 「Microsoft IMEの設定」画面で「詳細設定」をクリックする。
- 「辞書/学習」タブを選択する。
- 「修復」をクリックする。
これで、「IME」の変換データを修復することができますので、改めて変換ができるかどうか確認してみてください。
言語ファイル自体がおかしくなっている可能性も…
ご紹介した対処法を試してみたものの、どうしても改善しないと言う場合は、「IME」の日本語データ自体に何らかの不具合が起きている可能性も考えらえれます。
こういった場合、一度「IME」において日本語機能を再インストールしてやることで、改善するかもしれません。
ただしこの操作を行うことで、場合によってはパソコン上の表記が「英語」になってしまって元に戻せなくなる可能性もあるため、実施する場合は「システムの復元」機能などでバックアップを取っておくことをオススメします。
では以下の手順で一度「日本語」機能を削除してみてください。
- 「+i」キーの同時押しで「Windowsの設定」を開く。
- 「時刻と言語」を選択する。
- 左のメニューから「地域と言語」を選択する。
- 「優先する言語」の項目から「言語を追加する」をクリックする。
- 「英語(米国)」を選択し、「次へ」をクリックする。
- 「自分のWindowsの表示言語として設定する」にチェックを入れて「インストール」をクリックする。
- パソコンを再起動する。
- 再度「Windowsの設定」を開き「地域と言語」を表示する。
- 「優先する言語」の項目から「日本語」を選択し「削除」をクリックする。
- パソコンを再起動する。
これで、一旦「IME」から「日本語」機能を削除することができます。
続いて再度「日本語」機能をインストールしていきましょう。
- 「+i」キーの同時押しで「Windows Settings」を開く。
- 「Time & Language」を選択する。
- 左のメニューから「Region & Language」を選択する。
- 「Preferred Language」の項目から「Add a Language」をクリックする。
- 「日本語」を選択して「Next」をクリックする。
- 「Set as my Windows display Language」にチェックを入れて「Install」をクリックする。
- パソコンを再起動する。
- 再度「Windows Settings」を開き「Region & Language」を表示する。
- 「Related settings」の項目から「Advanced keyboard settings」をクリックする。
- 「Override for default input method」の項目のプルダウンメニューを開く。
- 「Japanese – Microsoft IME」を選択する。
- パソコンを再起動する。
これで、元の日本語の状態に戻すことができます。
改めて、変換がうまくできるかどうか確認してみてください。
まとめ
今回は、パソコンでなぜか「変換できない」場合の対処法について詳しくまとめてみました。
ざっくりと内容を振り返ると…
- 「日本語入力設定」が間違ってないか確認する
- パソコンを再起動する。
- 「日本語入力ソフト」を「修復」機能を試す。
と言った対処法をご紹介しました。
ついついイラつきがちな変換トラブルですが、記事の内容を参考にうまく対処してみてくださいね♪
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