【iCloud】自動でバックアップされない場合の対処法

iPhoneを使う上で避けては通れないのがデータのバックアップですよね。

大きく分けるとiCloudかiTunesでのバックアップが主流ですが、iTunesではパソコンが必要になるため多くの方はiCloudを使っているんじゃないでしょうか。

さらにiCloudの場合であれば、定期的に自動でバックアップを取ってくれる機能もあるため、うまく活用することでかなり手間が省けます。

ただ、この自動バックアップがきちんと動作しないと言うトラブルに困っているユーザーもまた多いみたいです。

そこで今回は、iCloudでうまく自動バックアップされない場合の原因と対処法について詳しくまとめてみたいと思います。

iCloudで自動バックアップするための条件

まず始めに、iCloudで自動バックアップをするための条件について確認しておきたいと思います。

これらの条件が揃っている状態であれば、1日1回自動的にバックアップが行われます。

iCloudで自動バックアップされない場合の原因

では続いて自動バックアップがうまくできない場合の原因について解説していきたいと思います。

考えられる原因としては、上でご紹介した自動バックアップの開始条件にも関連した以下のような内容が考えられます。

iPhoneのバックアップって、結構思った以上にストレージを消費します。

特に写真や動画をよく撮影する方なんかだと、数十ギガもの大きさになってしまうこともあるため注意が必要です。

iCloudで自動バックアップされない場合の対処法は？

では本題であるiCloudで自動バックアップされない場合の対処法についてそれぞれの原因ごとに確認していきましょう。

iCloudストレージの容量を確保する

iCloudのストレージ残量が足りないために、自動バックアップが開始されていないのかもしれません。

iCloudは、特に何も手続きしていない状態だと「5GB」と言う容量しか使用することができません。

iPhoneのバックアップを行う場合、一般的にこの「5GB」では足りないケースが多いので、別途有料プランを契約することで追加ストレージを確保することが必要となります。
※メールなどの必要最低限のデータに絞れば不可能ではないですが…

月額で数百円支払うことでかなりの容量を得ることができるので、今後もiCloudを使用するのであれば思い切って契約してしまうのもいいかもしれません。

料金や契約方法については以下の記事にて詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

⇒「iCloud」の空き容量が残りわずか…確認方法は？追加購入はするべき？

Wi-Fiの接続を確認する

Wi-Fiへの接続はうまくできていますか？

iCloudのバックアップにはWi-Fiでの通信が必須となるため、きちんと使用できる電波に接続できていないと、うまくバックアップ処理が行えません。

Wi-Fiアイコンが点灯していたとしても、普段使っている電波とは別の使用できないWi-Fi電波をキャッチしてしまっている、なんてことも非常に多いです。

一度Wi-Fiの設定をオフにしてみてから、改めてきちんと接続可能なWi-Fi電波を拾うように設定してみてください。

iCloudにサインインし直す

iCloudにうまくサインインできていないことが原因で、自動バックアップが機能していないのかもしれません。

見た目上はきちんとサインインできていても、古い情報が残っているだけで実際はうまくアクセスできていないケースがあります。

そういった場合には、一度iCloudからサインアウトした後、再度サインインをしてみることで正常に戻る可能性があります。

iCloudのサインイン／アウトは以下の手順で実施可能です。

これでiCloudのサインイン状態をリフレッシュすることができます。

充電ケーブルに異常がないか確認する

上でもご紹介しましたが、iCloudの自動バックアップを開始するにはiPhoneが電源に接続されている必要があります。

接続できていると思っても、充電ケーブルの接触が悪かったり、中で断線していたりでうまく給電できていないことが原因となっている場合もあります。

もし予備の充電ケーブルがあれば、一度交換してみてから再度自動バックアップができるかどうか確認してみてください。

iPhoneを再起動する

iPhoneに一時的な不具合が起きているためにうまく自動バックアップができていない可能性も考えられます。

そう言った場合には一度iPhoneを再起動してみることで、症状が改善することが多いです。

一度完全に電源を落としてから、再度起動し直してみてください。

どうしてもだめな時は他の手段でバックアップを

ご紹介した方法を試してみても、どうしても自動でバックアップされない場合もあるかと思います。

原因がわからないのは少し気持ち悪いですが、取り急ぎバックアップを取りたいだけであれば他にもいくつか手段は用意されています。

まずは、iCloudのバックアップを手動で実施出来ないかどうか確認しておきましょう。

もしiCloudの容量不足などが原因でバックアップできない場合は、iTunesを使ったバックアップ方法も残されています。

パソコンが必要になりますが、iPhoneをまるごと保存することができるので非常に便利ではあります。

詳しくは以下の記事にてご紹介していますので、手順などに不安がある方は一度確認しておいてください。

⇒iPhoneのバックアップ方法教えます―iTunesもiCloudも超簡単

まとめ

今回は、iCloudで自動バックアップがうまくできない場合の対処法について詳しくまとめてみました。

便利な自動バックアップ機能ですが、うまく機能させるには結構コツが必要みたいです。

ご紹介した内容を参考に、ぜひ活用してみてください。