【Windows】「セキュリティシステムが破損しています」と表示された時の対処法

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「Windowsセキュリティシステムが破損しています」

インターネットで調べ物をしていたら、急にこんな警告画面が出てきてビックリしたって方はいませんか?

 

記載されている文章もなんとなく不安になるような内容ばかりだし、何かマズいことでもしちゃったのか…

なんて感じで、解決策を求めて指示に従ってしまう方も非常に多いみたいですが、ちょっと待ってください!

 

もしこんな警告が表示されてしまったとしたら、絶対に指示通りに操作しないようにしてください。

 

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「Windowsセキュリティシステムが破損しています」とは

まず「Windowsセキュリティシステムが破損しています」と言う警告がどういったものなのかについて確認しておきましょう。

 

端的に言うと、「Windowsセキュリティシステムが破損しています」と言う表示はほぼ間違いなく「詐欺警告」です。

具体的には、適当な警告文でユーザーを怖がらせた上で高額なアプリを販売したり、個人情報を抜き取ることを目的とした詐欺行為に他なりません。

 

他にもよく見られるのが、「お使いのコンピューターが危険にさらされる可能性があります。」と言ったものや、「ハッキングされている可能性があります。」と言った感じのものもあるみたいです。

 

色々ありますが、これらはすべて偽の警告文です。

間違っても警告文に書かれている指示に従って、ボタンをクリックなどしてしまわないように注意してください。

 

「Windowsセキュリティシステムが破損しています」が出た時の対処法

取り急ぎ、「Windowsセキュリティシステムが破損しています」と言った詐欺警告が表示されてしまった時の対処法についてもご紹介しておきます。

 

まぁ大げさに対処法…と言うほどでもなく非常に単純なんですが、書いてある内容を真に受けなければいいだけの話です。

要はその警告表示が出ている画面やブラウザのページを削除してしまえばOKです。

 

何か設定を変えたり、ソフトを入れたりしなくていいのか…と不安になる気持ちもわかりますが、基本的にこの手の詐欺に関しては、こちらから何かしない限りは特に実害に繋がることはありません

何らかの商品を購入させたり、クレジットカード情報などの個人情報を入力させることが目的ですので、下手に何かをしないことが一番の対処法なんです。

 

もしブラウザが正常に動作している場合は、その画面だけを削除してしまいましょう。

万が一フリーズなどが起きてしまってパソコン自体が動かなくなっていたりする場合には、一度電源を落として再起動するだけで問題ありません。

 

念のため「キャッシュクリア」はしておくといいかも

特に実害にはつながらないとは言え、頻繁に詐欺警告が表示されると言うのも気持ち悪いですよね。

 

そういった場合には、念のためWebブラウザの「キャッシュクリア」を実施しておくことで、対処することができます。

しつこく出てくるようであれば一度試してみてください。

 

「キャッシュクリア」については以下の記事で詳しくまとめていますので参考までに。

【Chrome】「この接続ではプライバシーが保護されません」が表示された時の対処法

 

すでに被害に遭ってしまった場合はどうする?

詐欺警告について色々と解説してきましたが、問題なのはすでにこの詐欺警告の指示に従って行動してしまった場です。

これに関しては、何をしてしまったかによって対処法が変わってきます。

 

もしクレジットカード情報などの、さらなる被害に繋がりかねない個人情報を提供してしまった場合には、すぐにでもカード会社などに電話して、利用停止の手続きなどを行うべきでしょう。

 

残念ながら住所や電話番号などの情報については、対応することが難しいためある程度諦める必要があるかと思います。

実害としてはダイレクトメール営業の電話などが増える可能性がありますので、あらかじめ覚悟しておくといくらか気持ちは楽になるんじゃないでしょうか…。

 

また、何らかのソフトをインストールさせられた場合には、念のためアンインストールした上でウィルススキャンなどを実行しておくといいかと思います。

とにかく、どんな情報が渡ってしまったかによって、臨機応変に対応する必要がありますので早急に行動するようにするべきでしょう。

 

詐欺警告かどうか見分けるポイントは?

一見本物のように見えるこういった詐欺警告ですが、真偽を見分けるためのポイントについていくつかご紹介しておきます。

 

URLを確認する

警告表示が出ているページのURLを確認できるようであれば確認してみてください。

もし本当にMicrosoft社などの公式からの警告なのであれば、ページのURL内に企業名などが記載されているはずですので、特に見当たらないようであれば詐欺の可能性が高いです。

 

さらに、アドレスバーの左端に「保護された通信」と言う記載があるかどうかも一つの目安となりますので念のため確認しておきましょう。

 

ウィルスソフトが反応しているか確認する

基本的にWebブラウザ自体には、こういった警告文を表示する機能は搭載されていません

警告を発するとするなら、インストールしてあるウィルスソフトから通知が来るのが通常でしょう。

 

もし警告文が表示されているにもかかわらず、ウィルスソフトには何の反応も無いようであれば、詐欺である可能性が高いと言えます。

 

まとめ

今回は、「Windowsセキュリティシステムが破損しています」が表示された時の対処法について詳しくまとめてみました。

 

ぱっと見ではなかなか判断の付きづらいところもありますが、パソコンに詳しくない方なんかをターゲットにした悪質な詐欺行為です。

繰り返しますが、くれぐれも書かれている指示に従って行動してしまわないように注意してください。



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ABOUTこの記事をかいた人

auで3年ほど店舗スタッフを経験。 「店員から見ても公式サイトわかりにくい!」という憤りからユーザーが理解した上で利用できるサービスやガジェット情報の発信サイト「華麗なる機種変」の作成をする。 ものの、わかりやすい情報って作成が難しいことを痛感し、日々悪戦苦闘中… 少しでもあなたのお役にたてられれば幸いです。