パソコンやスマホなどのデジタル機器を使っていると、「ソフト」や「アプリ」って単語をよく目にするかと思います。
なんとなく同じような意味合いとして理解している方も多いと思うんですが、実際のところどういう違いがあるのか気になったことはありませんか?
今回はこの「ソフト」と「アプリ」の違いについてわかりやすく解説してみたいと思います。
「ソフト」と「アプリ」って違うもの?
「ソフト」と「アプリ」って、どちらも端末にインストールすることで特定の機能やサービスを使用できるようになるという点で同じような用途で使われていることが多いです。
では何のために2種類の単語があるのか…?
それぞれの本来の意味と違いについて、順番に確認していきたいと思います。
「ソフト」とは
まず「ソフト」について掘り下げていきたいと思います。
「ソフト」というのは「ソフトウェア」の略称のことで、コンピューター上で動作するプログラムのことを指します。
意味合いとしては、物理的に存在する機器に対しての「ハードウェア」という呼称に対して、比較物として「ソフトウェア」という単語が用いられています。
それぞれ具体的な例を挙げると…
- ハードウェア
- モニター
- キーボード
- マウス
- ソフトウェア
- Windows
- Microsoft Office(Excel、Wordなど)
- Google Chrome
身近なものだとこんな感じでしょうか。
ざっくり言えば、電子機器の目に見える部分のことをハードウェア、目に見えないシステムなどの部分をソフトウェアと思っておけばいいかと思います。
「アプリ」とは
では続いて「アプリ」についても解説していきます。
「アプリ」というのは「アプリケーションソフトウェア」の略称で、実はこの「アプリ」も「ソフトウェア」の一種なんです。
もう少し詳しく書くと、そもそも「アプリケーション(Application)」というのは「応用」や「利用」といった意味になります。
つまりその名の通り、ユーザーが「使う」ことを目的とした「ソフトウェア」のことを特に「アプリケーションソフトウェア」と呼んでいるわけです。
対して、WindowsなどのOSや周辺機器を扱うために必要なドライバーなどのことを「基本ソフトウェア」と呼んだりもします。
「ソフト」と「アプリ」は本質的には同じもの
結局のところ「アプリ」も「ソフト」の一部ということで、本質的には同じものだということがわかりました。
ただし、本来の言葉の意味と一般的な認識というのはまた別の話で、最近ではパソコン向け=「ソフト」、スマホ向け=「アプリ」といった使い分けをされているケースもよくあります。
この辺りの使い分けに関しては、「スマホ」と「iPhone」の関係になんとなく似ている部分があります。
実際のところ「iPhone」も「スマホ」の一種なんですが、最近では「スマホ」=「Android」という認識が浸透してしまっていますよね。
というわけで、本来の意味もきちんと理解しつつ文脈や状況に合わせて臨機応変に使い分けが必要なようですね。
まとめ
今回は、素朴な疑問として「ソフト」と「アプリ」の違いについて詳しくまとめてみました。
なんとなく気にはなるものの、特にこれといって支障はないですし、はっきりと違いについて理解していたって方は意外と少ないんじゃないでしょうか。
ご紹介した内容が、日常の引っ掛かり解消の一助になることを祈っています♪
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