Windowsパソコンを使用していると、よくわからないプログラムやアプリケーションを目にする機会が頻繁にあるかと思います。
基本的には必要なものではあるものの、中には「いつ使うんだ…?」的な存在意義の不明なものや、パソコン自体の動作を阻害してしまうものも存在します。
今回はそういったプログラムの一つ「Diagnostic Policy Service」について色々と情報をまとめてみたいと思います。
目次
「Diagnostic Policy Service」とは
まず「Diagnostic Policy Service」がどういった存在なのかについて簡単に解説しておきたいと思います。
「Diagnostic Policy Service」というのはWindowsの診断サービスを管理するためのプログラムのことです。
Windows上の説明表記によると以下のような感じ。
Diagnostic Policy Service(診断ポリシーサービス)を使用すると、Windowsコンポーネントの問題を検出、トラブルシューティング、および解決できます。
このサービスを停止すると、診断は実行されません。
(※Windows10:サービス管理アプリ内説明より)
Windowsにはアプリケーションやシステムに不具合が起こった時に備えて、標準で診断・修復する機能が搭載されています。
この診断機能を使用する際に必要となるのが「Diagnostic Policy Service」と言うわけです。
昔はろくに活躍してくれない役立たずの機能だったんですが、Windows10ではかなり検出と修復の精度が上がり非常に使いやすくなっているみたいです。
「Diagnostic Policy Service」は停止しても大丈夫?
続いて気になるのが「Diagnostic Policy Service」は停止してしまっても大丈夫なのかという点でしょう。
「Diagnostic Policy Service」は基本的に上記の通り、診断機能を使用する時以外には必要のないプログラムです。
ですので普段は停止してしまっていても全く問題はありません。
とは言え、特にこのプログラムのせいで動作に悪影響が起こるケースもほとんどないため、特に理由がない限りは放置しておいてもよいかと思います。
まぁ、必要に応じて診断機能を使用する際にまた起動すればいいだけなので、どうしても気になる場合には停止してしまってください。
「Diagnostic Policy Service」の停止方法
では念のため「Diagnostic Policy Service」の停止方法についてもご紹介しておきたいと思います。
手順としては以下の通りです。
- 「スタートメニュー」を開く。
- 「Windows管理ツール>サービス」と選択する。
- 「Diagnostic Policy Service」をダブルクリックする。
- 「全般」タブを選択する。
- スタートアップの種類を「手動 or 無効」に変更する。
- サービスの状態で「停止」をクリックする。
- 「OK」をクリックする。
これで「Diagnostic Policy Service」を停止することができます。
ちなみに手順5の選択肢としては、「無効」にしておいてもいいですが、診断機能を使用する際にまた設定を変更する必要があります。
それが面倒な場合は、「手動」に設定しておくことで必要に応じて起動されるようにすることができるのでオススメです。
まとめ
今回は、謎のプログラム「Diagnostic Policy Service」について色々と情報をまとめてみました。
普段から常に必要なプログラムではないものの、診断機能自体はよく使われる機能でもあります。
自分の使用感に合わせて、ご紹介した内容を参考に設定を変更してみてください。
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