「なとなく最近パソコンが重い…。」
「処理中によく固まることが多い。」
などなど、パソコンを使っているとどうしても動きがカクついたりフリーズしてしまったりすることがあります。
そう言った時によく推奨されるのが「デフラグ」と呼ばれるプログラムなんですが、実際にはどういった機能なのか理解していない方も多いようです。
そこで今回は、「デフラグ」がどういった機能なのかについて詳しくまとめてみたいと思います。
「デフラグ」とは
まず本題である「デフラグ」の機能や役割について解説しておきたいと思います。
「デフラグ」とは、「デフラグメンテーション」の略称で断片化したファイルを正常な状態に整理する機能のことです。
日本語では「最適化」なんて呼ばれたりします。
効果についてもう少し具体的に書くと、ハードディスクなどの記憶媒体では何度もデータを読み書きする内にファイルの断片が散らかってしまいます。
そのハードディスク内の散らかったファイル群を綺麗に並べなおし、アクセスしやすいように整理してくれるんです。
定期的にこの「デフラグ」を実施することで、パソコンをより効率的に動作させることができるわけです。
「デフラグ」の実施方法
では実際に「デフラグ」を実施する方法について解説しておきましょう。
具体的には以下の通りです。
- 「エクスプローラー(マイコンピュータ)」を開く。
- ドライブを右クリックする。
※どれでもOK - 「プロパティ」を選択する。
- 「ツール」タブを表示する。
- 「最適化」をクリックする。
- 「デフラグ」したいドライブを選択する。
- 「最適化」をクリックする。
これで「デフラグ」は完了です。
Windows10では「デフラグ」の必要なし?
もし使用しているパソコンのOSが「Windows10」の場合、設定によっては「デフラグ」を実施する必要がない可能性もあります。
と言うのも、Windows10では基本的に「デフラグ」を自動で実施してくれるという設定になっているからなんです。
初期状態から何も変更していなければ、各ドライブを毎週定期的にチェックしてくれているはずですので、わざわざ手動で行わなくても特に問題はありません。
ちなみに設定を確認する方法としては以下の通りです。
- 「エクスプローラー(マイコンピュータ)」を開く。
- ドライブを右クリックする。
- 「プロパティ」を選択する。
- 「ツール」タブを表示する。
- 「最適化」をクリックする。
- 「設定の変更」をクリックする。
この画面で、「スケジュールに従って実行する」にチェックが入っていればOKです。
実施頻度などに関しては自分の好みに合わせて変更することも可能なので、一度確認してみてください。
まとめ
今回は「デフラグ」がどういった機能なのか実施方法などについて詳しくまとめてみました。
Windows10を使っている方も、そうでない方も、一度ご紹介した内容を参考に確認してみてください。
この記事の内容が少しでも役に立てることを祈っています。
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