【iPhone】海外に行く時にやっておくべき設定―Wi-Fiのみで安全に

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iPhoneの設定、そのまま海外に行っちゃって大丈夫ですか?

普段日本で使っている状態のまま海外に渡航してしまうと、仮に現地で一切iPhoneに触っていなくとも高額な通信料金を請求される場合があるんです。

 

iPhoneって自分で操作していなくても、設定によっては勝手にインターネットにアクセスしてしまっていたり、本体がアップデートを始めてしまったりといったことがあります。

そういった時に、きちんと事前に設定しておかないと、海外の有料の通信サービスなどに自動で接続してしまったりして、意図せず料金がかかっちゃうんですね。

 

そこで今回は、iPhoneを持って海外に行く時にしておくべき設定についてご紹介していきたいと思います。

 

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日本国内でしておく設定

海外に出発する前に、日本国内であらかじめiPhoneの「ローミング設定」を変更しておく必要があります。

ローミング設定というのは、海外に出た時に現地の通信サービスの中から使用できるものを自動で検索し、データ通信や通話を行える状態にしてくれる機能です。

 

便利な機能ではあるんですが、基本的に海外の通信サービスに接続してしまうとかなり高額な通信料が発生してしまいます。

帰国したら数十万円の請求が…なんてことにならないためにも、必ずローミング設定は変更しておいてください。

 

以下の手順で設定を変更しておきましょう。

  1. iPhoneの設定を起動する。
  2. 「モバイル通信」をタップする。
  3. 「通信のオプション」をタップする。
  4. 「ローミング」をタップする。
  5. 「音声通話ローミング」「データローミング」オフにする。

 

フライト中は忘れず機内モードに

空港から飛行機に乗り込む前には、必ずiPhoneを「機内モード」に変更しておく必要があります。

 

機内モードというのは、iPhoneの通信機能を完全に停止する機能で、オンにしている間はインターネット接続や、通話サービスなどの外部との接続が一切できなくなります。

飛行機同士や、管制塔との通信を妨害してしまわないための設定なんですが、最近は機内でWi-Fi通信が可能な航空会社もあるみたいなので、フライト中でもLINEでのやり取りなどができるようになって便利ですね。

 

海外に到着してからする設定

では実際に海外に到着してからの、iPhoneの設定を確認しておきましょう。

 

無料通信(Wi-Fiのみ)で済ませたい場合

余計な出費を抑えたいって場合には無料で使えるWi-Fi通信のみ使える状態にしておくといいかと思います。

以下の手順で設定しておきましょう。

  1. iPhoneの設定アプリを起動する。
  2. 「機内モード」オンにする。
  3. 「Wi-Fi」をタップする。
  4. 使用できるWi-Fi電波を探してタップする。

これで、料金が掛かってしまう通信はせずに、Wi-Fi電波だけは拾える状態に変更できました。

 

画面左上に、機内モード中を示す「飛行機マーク」と、Wi-Fi接続中を示す「Wi-Fiマーク」同時に表示されていればOKです。

 

ただ注意しておきたいのは、使用できるWi-Fi電波が届く範囲内でしかネット通信ができない点と、場所によってはWi-Fi電波であっても料金が掛かってしまう可能性があるという点です。

基本的に空港などで拾えるWi-Fiは無料で開放されていますが、場所によっては料金を支払うことで、Wi-Fi接続用のパスワードを教えてもらえるといった形式の場所もあるので、場所ごとのルールに従ってください。

 

電話も使いたい場合

海外にいる間は、基本的に自分から電話をかけてしまうと通話料金が高額になってしまうため、通話機能はオフにしておくのが安全です。

ただ日本にいる家族であったり、現地の知り合いなどと電話で連絡を取りたい場合には海外でも通話機能を使用できるように設定変更しておきましょう。

手順は以下の通りです。

  1. iPhoneの設定アプリを起動する。
  2. 「機内モード」オフにする。
  3. 「Wi-Fi」は任意でオン/オフの設定をしておく。
  4. 設定画面に戻って「モバイル通信」をタップする。
  5. 「通信のオプション」をタップする。
  6. 「ローミング」をタップする。
  7. 「音声通話ローミング」のみオンにする。

これで、海外でも通話機能が使える状態になりました。

Wi-Fi設定に関しては、状況に合わせて変更してください。

 

海外で自由にネットを使いたい場合は…

海外でもWi-Fi電波のエリア内だけでなく、自由にインターネットを使用したい場合は、少し料金がかさみますが海外で使用できる「Wi-Fiルーター」を契約するのが最もわかりやすく、使いやすいかと思います。

料金としては渡航先にもよりますが、だいたい日額数百円程度でレンタルできるので、かなり便利です。

 

まとめ

今回は、iPhoneを海外で使用する場合にしておくべき設定に関して詳しくまとめてみました。

ざっくりと振り返ると、

  • 渡航前にしておく設定:「モバイルデータ通信」をOFFに
  • フライト中の設定:「機内モード」をONに
  • 現地到着後の設定:
    • Wi-Fiのみ使いたい場合:「機内モード+Wi-Fi」をONに
    • Wi-Fi+電話も使いたい場合:「音声通話ローミング+Wi-Fi」をONに

といった内容でお送りしました。

ちょっとローミング設定とかがややこしく感じますが、一度実際に設定してみると意外と単純な操作で済みますので、出発の前にあらかじめ確認しておくと安心して設定できると思いますよ!



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ABOUTこの記事をかいた人

auで3年ほど店舗スタッフを経験。 「店員から見ても公式サイトわかりにくい!」という憤りからユーザーが理解した上で利用できるサービスやガジェット情報の発信サイト「華麗なる機種変」の作成をする。 ものの、わかりやすい情報って作成が難しいことを痛感し、日々悪戦苦闘中… 少しでもあなたのお役にたてられれば幸いです。