iPodをパソコンに接続して音楽を同期…できない!?
「前繋いだときはできたのに…」
「全然パソコン側に反応がない…」
といった感じでiPodだけに限らず、iTunesの同期に関するトラブルって、常に付きまとってきますよね。
せめてもうちょっとシンプルにわかりやすくして…って毎回思うんですけど、なかなかややこしい印象は抜けきらないです。
今回はそんなiTunes関連のトラブルの中から、iPodがうまく同期できない場合の対処法を5つに絞ってご紹介していきたいと思います。
目次
iTunesでiPodに同期できない時の原因
iTunesを使てiPodと同期ができない場合に考えられる原因としては無数にありますが、中でも頻繁に起こりがちな5つのトラブルに絞ってご紹介していきたいと思います。
内容としては以下の通りです。
- USBポートやケーブルなどの物理的な接続環境のトラブル
- Appleデバイスを接続した際の「コンピュータの信頼」に関するトラブル
- iPodのストレージ不足
- iTunesのバージョンによるトラブル
- 「iCloudミュージックライブラリ」による同期エラー
では順番にそれぞれの対処法を確認していきましょう。
iPodが同期できない時の対処法
iPodが同期できない原因に対して、確認しておくべき対処法を以下の5つにまとめてみました。
順番に自分のケースと照らし合わせながら確認していってみてください。
接続USBポートやケーブルを交換してみる
まずは物理的な接続環境について異常が無いか確認しておきましょう。
パソコンと周辺機器をUSB接続する場合、内部の設定や機器の相性などによってパソコン側でうまく認識できないケースがよくあります。
そんな時は一度、パソコンに接続されているUSB機器を全て取り外した上で、各USBポート(差込口)にひとつずつ順番にiPodを接続していって、うまく認識できるUSBポートが無いか確認してみてください。
また、接続に使用しているケーブルに異常が無いかも確認しておきましょう。
頻繁に充電に使っているケーブルなどの場合、知らない間に中で断線してしまってるなんてこともよくありがちです。
別のケーブルを持っているなら一度ケーブルを交換してみてうまく同期ができるかどうか確認しておいてください。
「コンピュータの信頼」の確認
Apple製品をパソコンに接続する場合、必ず「コンピュータの信頼」に関する警告表示が出ます。
この警告表示を見逃してしまったり、誤って「信頼しない」を選択してしまった場合、パソコンとiPodが認識し合うことができません。
一度接続を解除して、再度繋ぎ直すなどして「コンピュータを信頼する」を確実に選択してください。
もし接続しなおしても表示が出ない場合には、一度デバイスの削除を行う必要があるかもしれません。
以下の手順で一度デバイスを削除した上でもう一度接続を試してみてください。
- スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を起動します。
※Windows10の場合の操作方法です。 - 「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」をクリックして展開する。
※「ポータブルデバイス」と表示される場合もあります。 - 「Apple Mobile Device USB Driver」を右クリックして「削除(アンインストール)」をクリックする。
※「Apple iPod」と表示される場合もあります。 - 「デバイスの削除」の画面が出たら「OK」をクリックして削除する。
- 削除後、再度ドライバを入れ直すために手順②でクリックしたデバイス名を右クリックして「ハードウェア変更のスキャン」をクリックする。
iPodの容量を十分確保する
iPodのストレージ(データ容量)の空きは十分に確保できていますか?
音楽データだけでなく、ジャケット画像やムービーなどが知らない間に同期されてしまっている場合もあり、意図せずストレージを埋めてしまっている可能性があります。
一度iPod内のデータを改めて確認してみて、不要なデータがあれば整理して十分なストレージ量を確保しておきましょう。
iTunesのバージョンを最新に
パソコンにインストールされているiTunesのバージョンは最新になっていますか?
iTunes側の問題で、iPodとの同期がうまくできていない可能性は十分あります。
一度iTunesのアップデートを確認して最新の状態にしてから再度、同期を試してみてください。
iCloudミュージックライブラリをオフに
「iCloudミュージックライブラリ」とは、「Apple Music」に登録することで使用できるサービスのひとつで、Apple Musicで選択した楽曲のデータをiCloud内に保存しておけるというものです。
端末内に楽曲データを保存しておく必要が無いのでストレージ節約になったりもしますが、データ通信量の心配もありますし、なによりiTunesを使った任意の音楽データの同期ができなくなってしまいます。
このサービスが不要な方は以下の手順でiCloudミュージックライブラリをオフにしておきましょう。
- iPodの設定を開く。
- 「ミュージック」をタップする。
- 「iCloudミュージックライブラリ」をオフにする。
- 「オフにする」をタップする。
これでiCloudミュージックライブラリの機能はオフにできたので、改めてiTunesを使って同期を試してみてください。
それでもダメなら
ここまでの方法を試してみたもののうまく同期できないって場合は、一度Appleの公式サポートに問い合わせて、原因の特定を依頼してみることをオススメします。⇒Apple 公式サポート
まとめ
今回は、iPodがうまく同期できない場合の5つの対処法ということで詳しくまとめてみました。
ざっくりと振り返ると、
- USBポートやケーブルなどの接続環境を確認する
- 「コンピュータを信頼」する
- iPodのストレージを確保する
- iTunesのバージョンを更新する
- 「iCloudミュージックライブラリ」をオフにする
と言った内容でご紹介してみました。
中でも、「iCloudミュージックライブラリ」に関するトラブルは結構多いみたいなので、Apple Musicのサービスを利用しているって方は特に注意して確認してみてください。
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