スマホで「PDF」が開けない時の原因と解決策

スマホやタブレットの普及が進むにつれ、パソコンと同等の機能や使い方を求めるユーザーも増えました。

ただ、そういった作業をスマホで行おうと思った時によく問題になりがちなのが、ファイル形式に関するトラブルです。

中でもビジネスシーンではよく使用される「PDF」などがいい例で、操作するためには専用のアプリが必要になるため、人によっては手詰まりになってしまうことも…

パソコンでは普通に開いたり編集したりできていたのに、スマホに転送したとたん開けなくなった…なんて感じで結構悩んでいる方が多いみたいです。

そこで今回は、スマホで「PDF」が開けない時の原因と対処法について詳しくまとめてみたいと思います。

スマホで「PDF」が開けない時の原因は？

スマホを使っていて「PDF」ファイルが開けない時の原因としては、以下のようなことが考えられます。

ではそれぞれの状況に合わせて、対処法を確認していきましょう。

スマホで「PDF」ファイルが開けない時に確認しておきたい対処法について順番に解説していきます。

まず大前提として、基本的にスマホでは専用のソフト無しに「PDF」ファイルを開くことはできません。

そもそも「PDF」と言うのは「Adobe」と言う企業が開発した特殊なファイル形式で、使用している端末やシステムなどに関わらず誰もが同じ状態の文書を閲覧・編集できることを目的としたものです。

その目的のため、必ず「Acrobat Reader」などの「PDF」専用のアプリが必要になります。

もし使用しているスマホに、そういったアプリをインストールした覚えがない場合は、アプリストアで一度検索してみてください。

無料で使える「PDF」対応のアプリがたくさん出てくるはずです。

もし「PDF」用のアプリをインストールしているにも関わらずファイルが開けない場合は、スマホの端末自体に一時的な不具合が発生している可能性があります。

パソコンやスマホなどの電子機器ではよくあることですが、長時間つけっ放しにしていたり、旧型の機種を使っていたりすると、一時的に負荷がかかり過ぎたりすることで処理能力に異常が起きがちです。

そういった場合は、一度スマホの電源を完全に落とし、しばらく時間をおいてから再起動をしてみることをオススメします。

それだけでほとんどの不具合は解決するはずです。

「PDF」用のアプリ側に不具合が起きている可能性も十分に考えられます。

まずはアプリストアなどを確認して、新しいバージョンへのアップデート情報が配信されていないかどうかを確認してみてください。

その上でもしアップデート情報が無かった場合は、一度インストールしているアプリを再インストールしてみることで改善するかもしれません。

ただし、アプリ内に「PDF」ファイルなどを保存している場合には、アプリをアンインストールすることで一緒に消えてしまう可能性が高いです。

別のアプリに転送したり、メールに添付して自分宛に送るなどして、バックアップを残すようにしておくことをオススメします。

そもそもの問題として、開こうとしている「PDF」ファイル自体が破損していて開けなくなっている場合も考えられます。

破損しているかどうかの確認方法としては、一度パソコンなどの「PDF」が確実に表示できる環境下で、正常に開けるかどうか試してみましょう。

もし破損していた場合は、スマホからではどうしようもありませんので、再度「PDF」ファイルを作成し直したり、送り主にもう一度正常なファイルを送ってもらうなどの対応を試みてください。

今回は、スマホで「PDF」ファイルが開けない時の原因と対処法について詳しくまとめてみました。

「PDF」ファイルって、資料やレポートの作成などビジネス寄りの用途が多いため、スマホで開けるつもりでいたら実は開けなかった…なんてことになると結構冷や汗ものですよね。

ですが、順番に原因を確認していくことで対処は可能なはずですので、あせらずに対処してみてください。