パソコンで「Excel」を使っていたり、スマホのカメラやデジカメなどの解像度の表示などで「ピクセル」と言う単語をよく目にすることがあるかと思います。
詳しい意味は知らないけど、なんとなく「長さ」の単位なのかな?程度に思っている方がほとんどじゃないでしょうか。
実際ネット上でも色々と「ピクセル」に関する疑問は飛び交っているようで…
「長さの単位ってことは、”1ピクセル” は “何センチ” になるの?」
「”ピクセル” を “センチ” に変換する方法は?」
などなど、「ピクセル」と「センチ」の関係性について気になっている方が多いみたいです。
そこで今回は、「ピクセル」と「センチ」について色々と情報をまとめていきたいと思います。
「ピクセル」とは
まず初めに、そもそも「ピクセル」とは何なのかについて解説しておきます。
パソコンやスマホなどで扱われている「デジタル画像」を細かく拡大していくとわかるんですが、小さな色付きの「点」がいくつも集まることによって一つの画像を描画しているんです。
この一つ一つの色付きの「点」のことを「ピクセル」と呼びます。
日本語で「画素」と呼ばれたりもしますが、この「画素数が高い」=「点の数が多い」と言う意味になり、点の数が多ければそれだけ緻密で質の高い画像を描画できると言うことになります。
「1ピクセル」は「何センチ」?
「ピクセル」が画像を構成する「点」のことだと理解できたところで、本題である「ピクセル」と「センチ」の関係性について触れてみましょう。
実は一つ一つの「点」自体に決まった長さはないため、「1ピクセル=○○センチ」と表すことはできないんです。
では「ピクセル」の具体的な長さはどうすれば表現できるのかと言うと、「ディスプレイの解像度」がわかればきちんと計測することができます。
解像度の単位「dpi」の意味
パソコンのディスプレイを購入した経験がある方なら「解像度」と言う単語に聞き覚えがあるかと思います。
「解像度」と言うのは、そのディスプレイの描画性能を表す数値のことなんですが、単位としては「dpi」と言うものが使われます。
この「dpi」は「Dots Per Inch」の略で、「1インチ(2.54cm)」の中にどれだけの「点」が含まれているかを表しています。
つまり、そのディスプレイの「dpi」の数値がわかれば、そのディスプレイ上で表示した時の画像の長さを計測することができるんです。
まとめ
今回は、「ピクセル」と「センチ」の関係性について色々と情報をまとめてみました。
「ピクセル」と言うものが、単に長さを表す単位ではないことが理解していただけたでしょうか。
「ピクセル数が○○のディスプレイに、ピクセル数が○○の画像を表示する」となった時に初めて、その画像の長さが確定するわけですね。
少しややこしい内容となりましたが、画像の編集や印刷などをする際には必ず役に立つ知識なので、ぜひ覚えておいてください。
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