パソコンを使っていると、見慣れないプログラムや機能のよくわからないファイルなどがたくさん目につきますよね。
ただ普通に起動しているだけでも、見えないところで色んな処理が行われています。
そういったプログラムのひとつに「Shell Infrastructure Host」というものがあるんですが、実際どういった役割や機能を持っているのかわからず気持ち悪いと感じているユーザーも多いようです。
そこで今回は、「Shell Infrastructure Host」がどういったプログラムなのか詳しくまとめてみたいと思います。
目次
「Shell Infrastructure Host」とは
ではまず「Shell Infrastructure Host」がどういったプログラムなのかについて詳しく解説しておきたいと思います。
「Shell Infrastructure Host」とは、Windowsのシステムに関わるアプリを制御するためのプログラムのひとつです。
具体的な役割としては、Windowsスタートメニューの表示やアシスタントAIであるCortanaの機能などを管理しています。
ただ、状況によってはこの「Shell Infrastructure Host」の処理に負荷がかかってしまって、パソコン全体の動作に悪影響を与えてしまうケースもあるみたいです。
「Shell Infrastructure Host」は停止しても大丈夫?
「Shell Infrastructure Host」が重要なシステム制御用プログラムだということはわかりましたが、停止することは可能なんでしょうか?
これに関しては、残念ながら「Shell Infrastructure Host」を停止することはできません。
と言うのも、上の項目でも解説した通り「Shell Infrastructure Host」はスタートメニューなどのWindowsの基本機能の制御を担っています。
そのため停止や削除をしてしまうとWindows自体の動作に支障をきたしてしまいます。
動作が重くなってしまった場合には、他の方法で対処する必要があります。
どうしてもパソコンの動作が重い場合の対処法
どうしても「Shell Infrastructure Host」が原因でパソコンの動作が重い場合の対処法についても触れておきたいと思います。
上述の通り、基本的に「Shell Infrastructure Host」はWindowsの動作に必要なシステム回りのプログラムです。
つまりこのプログラムが原因でパソコンに負荷がかかっているということは、システム自体に何らかの異常があるということです。
この場合、以下のような対処法を試してみてください。
- パソコンの再起動
- ウィルスチェック
- システムスキャン
どれも初歩的な対処法ではありますが、システムファイル関連の不具合には間違いなく有効です。
システムスキャンに関しては少しややこしい操作となりますので、念のため手順について解説しておきたいと思います。
Windowsシステムスキャンの手順
WindowsOSにはシステムファイルをチェックするための機能が搭載されています。
以下の手順で実施してみてください。
※今回はWindows10での操作方法を記載しています
- 「Windowsキー+xキー」の同時押しでメニューを表示する。
- 「Windows PowerShell(管理者)」をクリックする。
- 以下のコマンドを入力する。
- 「sfc /scannow」
- 「エンターキー」を押す。
これで、システムファイルのチェックを自動的に行ってくれます。
ある程度時間はかかりますので、処理が完了するまでそのまま放置しておくようにしてください。
まとめ
今回は、「Shell Infrastructure Host」がどういったプログラムなのかについて詳しくまとめてみました。
基本的には重要な役割を持ったプログラムですので、何か異常を感じた場合にはご紹介した対処法を一度試してみてください。
この記事の内容が少しでも役に立てることを祈っています♪
コメントを残す