ふとタスクマネージャーを見ると、「webhelper」と言う謎のプログラムが…。
「これってウィルス…?」
「削除しても大丈夫なのかな?」
といった感じで「webhelper」を見て不審に思っている方が結構いるみたいです。
そこで今回は、「webhelper」の正体や削除の方法について色々と情報をまとめてみました。
「webhelper」はウィルス?
まずは「webhelper」がどういった存在なのかについて解説しておきたいと思います。
結論から書くと、「webhelper」は悪質で有害なウィルスです。
タスクマネージャーなどで確認すると「μtorrentie.exe」といったプログラム名で表示されており、展開すると「webhelper」と言う名称が出てくるかと思います。
一般的なウィルスソフトなどでは検出することが難しいらしく、知らない間に入り込んでいたってケースが多いみたいです。
このように気づかず放置していると、どんどん深刻な状態に陥ってしまう可能性もありますので、見つけた際はできるだけ早めの対処を心掛けることをオススメします。
「webhelper」を削除する方法
では早速「webhelper」を削除する方法からご紹介していきたいと思います。
基本的には他のアプリケーションと同じようにインストールされているはずですので、正規のアンインストール手順を実施すればOKです。
手順としては以下の通りです。
※今回はWindows10の場合
- 「+i」キーの同時押しで「Windowsの設定」を起動する。
- 「アプリ」を選択する。
- 「アプリと機能」を選択する。
- 「webhelper」を選択する。
- 「アンインストール」をクリックする。
これでうまくアンインストールできればOKです。
ただし、感染元であるアプリなどの方も対処しておかないと、また繰り返しになってしまう可能性もありますので、感染経路についても念のため押さえておきましょう。
感染経路や原因は?
「webhelper」に感染してしまった経路・原因に関しては、ほとんどの場合「μTorrent」というファイル共有アプリが関係しているようです。
「μTorrent」とはいわゆるP2Pソフトと呼ばれており、インターネット上の複数のユーザー間で特定のファイルを共有し合えるといったものです。
「webhelper」はこの「μTorrent」の関連プログラムの1つらしく、自動的に広告を表示したり、意図しないWebページに飛ばされてしまったりとかなり迷惑な存在になっているみたいです。
ちなみに共有されているファイルの中には、著作権を無視したものや違法性のあるものも多く存在するため、このアプリを使用すること自体にかなりのリスクがあります。
また、当然そういった違法性のあるデータをやり取りすると言うことは、ウィルスなどが混入された悪質なファイルをつかんでしまう可能性も非常に高くなります。
「webhelper」だけでなく他にも色々と感染してしまっている場合がありますので、一度しっかりとセキュリティチェックを行った方がよいかと思います。
具体的な被害
「webhelper」による具体的な被害例もいくつか挙げておきたいと思います。
一般的には以下のようなことが考えられます。
- ワンクリック詐欺などの広告サイトに強制的にアクセス
- 知らない間に広告ページを表示
- 音声広告を裏で自動的に流す
- PCのメモリ・CPU使用率の圧迫
こういった内容に身に覚えがあるようなら、感染している可能性が非常に高いため注意が必要です。
まとめ
今回は「webhelper」というウィルスプログラムについて色々と情報をまとめてみました。
ご紹介した内容を参考に対処してみてください。
この記事の内容が少しでもお役に立つように祈っています♪
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