ピンタレストは見るだけでも危険？著作権の問題は？

こんにちは、ハチです！

最近は画像や動画を共有するためのWebサービスもかなりたくさん増えましたよね。

そういったサービスを利用する際に気になるのが、危険性や違法性に関する内容じゃないでしょうか。

今回はそういったWebサービスの一つで、海外を中心に人気を博している「ピンタレスト」という写真共有サービスについて色々と情報をまとめてみたいと思います。

ピンタレスト（Pinterest）とは

まず初めにピンタレスト（Pinterest）について簡単にどういったサービスなのか解説していきたいと思います。

ピンタレストというのは、ネット上で関心のある画像をピン留めといった形式でブックマークしておき、他のユーザーと共有するためのWebサービスです。

ブックマークと書いた通り、画像のデータ自体を扱うのではなく、あくまでもネット上に掲載されている画像のURLリンクを収集するのが主目的です。

一応自分で画像をアップロードすることも可能ですが、掲載されているコンテンツのほとんどはネット上からの転載画像で構成されています。

ピンタレストは見るだけでも危険？

では本題であるピンタレストの危険性について触れていきたいと思います。

ネットでピンタレストについて調べると、しきりに「危険性」について心配されている方をよく見かけます。

そう感じる方が多い理由としては大きく分けると、掲載されている画像の著作権に関する問題と、悪意のあるサイトなどへのリンクに関する問題が挙げられるかと思います。

順番に確認していきましょう。

ピンタレストの著作権に関する問題

ピンタレストが危険だと不安視される理由としてはまず第一に、上でも解説した通りコンテンツのほとんどがネット上からの転載画像だという点でしょう。

イラストや写真を転載する場合は、どうしても著作権などの権利に関する問題がついて回ります。

最近は違法アップロード動画への注意喚起などもよく目にするようになったため、同じように閲覧しただけで法に触れてしまうのではないかと懸念する声が多いように感じます。

この点に関しては正直、白黒の判断が難しく常に議論されている話題ではあるものの、少なくとも閲覧しただけで罪に問われるといったことはありません。

実際、海外ユーザーが多いサービスというのもあって、確かに無断転載のような画像や、明らかに著作権を侵害しているような内容も見受けられます。

ですが、ピンタレスト側のスタンスとしては「掲載する画像は全て自己責任で」というもので、何か問題が起きた場合は全てユーザーが負担するようにと規約にも記載されています。

基本的に私的な理由で個人として楽しむ分には閲覧や保存をとがめられるケースは少ないので、どうしても不安だという方は非公開モードで楽しむというのも一つの選択肢かもしれません。

ウィルスや詐欺サイトへの誘導に注意

もう一つの懸念点としては、ウィルスの感染や詐欺行為を目的としたサイトへの誘導に関する問題です。

ピンタレストはその仕様上、画像の掲載元のURLをリンクとして設定する必要があります。

そのURLリンクの部分に、悪意のあるユーザーが細工をすることで、悪質なWebサイトに飛ばされてしまうといった被害も実際に起こっているみたいです。

ただ、基本的にピンタレスト上で画像をピン留めする分には支障はないので、画像の掲載元を確認しに行かない限りはそれほど危険性は高くないと言えます。

一見しただけでは悪質なサイトかどうかの判断がつかないケースも多いため、どうしてもURLリンクを確認したい場合には、ウィルス対策ソフトなどに頼るほかなさそうです。

まとめ

今回は、ピンタレストの危険性や違法性に関する情報について色々とまとめてみました。

ピンタレスト側のスタンス的にも「自己責任」とあるため、正直危険性を疑う声も理解はできるような気がします。

とは言え、実際問題として普通にサービスを利用している分には、権利者から訴えられたりすることは少ないと思いますし、コンテンツ自体はとても魅力的なので、ぜひ一度（自己責任で（笑））試してみてください。