「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」というブラウザ、Windowsのパソコンを使っていれば目にしたことがあるかと思います。
そもそも何て読むのか、Chromeとは何が違うのか、便利な使い方はあるのか。気になっていてもなんとなく使わないままになっている方もいるんじゃないでしょうか。
この記事では、Edgeの読み方という基本から、2026年現在の便利な機能・基本的な使い方・知っておくと得する設定までをまとめて解説します。AI機能「Copilot」など最新の機能も含めて、現役で使える情報だけを整理していますので、まだ触ったことがない方も、なんとなく使っている方も、参考にしてみてください。
目次
「Microsoft Edge」の読み方は?まずは基本から
結論:「Microsoft Edge」は「マイクロソフト エッジ」と読みます。略して「エッジ」で問題ありません。
知っておくと便利な補足として、いくつかの呼び方も紹介しておきます。
- 正式名称:Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
- 略称:エッジ
- 由来:英語の「edge(端、最先端)」から
名前そのものに難しい意味はなく、「最先端のブラウザ」というニュアンスが込められた命名と考えると、覚えやすいかもしれません。
Microsoft Edgeとは?特徴と現在の立ち位置
Microsoft Edgeは、Microsoftが開発しているWebブラウザで、Windows 10以降のパソコンに標準で搭載されています。インストール不要で、起動するとそのまま使えるようになっています。
ショップで働いていた頃、パソコン関連の相談で「画面に出てくる青と緑の波みたいなマークって何ですか?」とよく聞かれました。多くの方が名前は知らないまま、なんとなく使っていたのがこのEdgeだったりします。
2020年に大幅リニューアル(Chromiumベースへ)
実はEdgeは2020年に大きな転換点を迎えていて、内部の仕組みがGoogle Chromeと同じ「Chromium(クロミウム)」ベースに刷新されました。これにより、Chromeで使える拡張機能の多くがEdgeでもそのまま使えるようになり、表示性能や対応サイトの幅もChromeとほぼ同等になっています。
2019年以前のEdgeを使っていた方の中には「動作が重い」「対応していないサイトが多い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。ただ、それは旧版(Legacy版)の話で、現在のEdgeは別物と言っていいほど進化しています。
Internet Explorerの後継ブラウザ
Edgeは、長く使われてきた「Internet Explorer(IE)」の事実上の後継ブラウザとして登場しました。IEは2022年6月にサポートが終了しており、現在はEdgeが「IEモード」という機能で旧来の社内システムなどとの互換性を保っています。
Chromeとの違いは?
「結局Chromeと何が違うの?」という疑問もよくあります。基本性能や使い心地は似ていますが、次のような違いがあります。
- Edge:Microsoftアカウント連携が強い/Windows標準搭載で別途インストール不要/AI機能(Copilot)が標準で組み込まれている
- Chrome:Googleサービスとの連携が強い/世界シェアトップで情報が多い
普段からMicrosoft 365(Word・Excelなど)を使う方や、Windows標準のままで使いたい方にはEdgeが向いている、というイメージで考えてもらえるとちょうどよいかと思います。
ちなみに、ブラウザを使っていると「QtWebEngineProcess」という見慣れないプロセスがタスクマネージャーに出てくることがあります。これが何なのかは別記事で解説しているので、気になる方はそちらものぞいてみてください。
Microsoft Edgeの基本的な使い方
ここからは、Edgeを実際に使う上での基本操作をまとめていきます。すでに使い慣れている方は飛ばしてもらってOKです。
Edgeの起動方法
Windows 10・11ともに、タスクバーの青と緑の波のようなアイコンがEdgeのショートカットです。クリックするだけで起動できます。
もしタスクバーに見当たらない場合は、スタートメニューを開いて「Microsoft Edge」と検索しても起動できます。
お気に入り(ブックマーク)の追加と管理
よくアクセスするサイトは「お気に入り」に登録しておくと便利です。
- 登録したいサイトを開く
- アドレスバーの右端にある「☆」マークをクリック
- 名前と保存先フォルダを指定して「完了」をクリック
登録したお気に入りは、ブラウザ右上の「お気に入り」ボタン(☆に線が入ったマーク)から一覧で確認できます。フォルダで分類することもできるので、増えてきたら整理しておくと使いやすくなります。
タブ操作の基本
複数のページを同時に開きたい時は「タブ」を使います。
- 新しいタブを開く:上部の「+」ボタン、またはショートカットキー「Ctrl + T」
- タブを閉じる:タブ上の「×」、またはショートカットキー「Ctrl + W」
- 誤って閉じたタブを復活:ショートカットキー「Ctrl + Shift + T」
最後のショートカット「Ctrl + Shift + T」は地味に便利な機能で、「あ、間違えて閉じた」という時に何度押しても直前のタブが順に復活します。覚えておくと作業効率がぐっと上がります。
Edgeを「既定のブラウザ」にする方法
リンクをクリックした時に、いつも別のブラウザで開いてしまう…という場合、既定のブラウザがEdge以外に設定されている可能性があります。
- Windowsの「設定」を開く
- 「アプリ」→「既定のアプリ」を選択
- 「Microsoft Edge」を探してクリック
- 「Microsoft Edgeを既定値として設定する」ボタンをクリック
これでhtmlファイルやリンクをクリックした時に、自動的にEdgeで開くようになります。
知っておくと便利な機能5選
ここからがEdgeの本領発揮ともいえる部分です。Chromeにはない、Edge独自の便利な機能を中心に5つ紹介します。
1. Copilot in Edge(AIアシスタント)
2023年から正式に搭載されている、Edge最大の差別化機能です。MicrosoftのAI「Copilot」をブラウザ内で直接使えるようになっています。
主な使い方は以下のとおりです。
- 開いているWebページの内容を要約してもらう
- 長文の英語ページを翻訳しながら要約してもらう
- 調べ物をチャット形式で質問する
- 画像生成(DALL-E 3との連携)
使い方は簡単で、ブラウザ右上の「Copilotアイコン」をクリックすると、サイドバーにチャット画面が開きます。たとえば長いニュース記事を開いた状態で「このページの要点を3つにまとめて」と頼むだけで、すぐに要約してくれます。
Webブラウジングの効率が一段変わる機能なので、Edgeを使うなら一度は試してみる価値があります。
2. 垂直タブ(タブを縦に並べる)
たくさんのタブを開いて作業する方にとって、本当に便利なのが垂直タブです。通常は画面上部に横一列で並ぶタブを、画面の左サイドに縦に並べてくれる機能です。
タブが10個・20個と増えてくると、横並びだとタイトルが見えなくなりますが、垂直タブなら縦スクロールで全タブのタイトルが一目で分かるようになります。
使い方は、タブ上で右クリック→「垂直タブをオンにする」を選ぶだけ。元に戻したい時も同じ手順で水平に戻せます。
3. コレクション(情報の整理・スクラップ機能)
コレクションは、Webページや画像、テキストの断片などをテーマごとにまとめて保存できる機能です。
たとえば旅行の計画を立てている時、観光地・ホテル・グルメ情報などのページを一つの「沖縄旅行」コレクションにまとめておけば、後から見返す時にバラバラのお気に入りを探す必要がなくなります。
使い方は、ブラウザ右上のコレクションアイコン(本のようなマーク)をクリックして、新しいコレクションを作成。保存したいページで「現在のページを追加」を押すだけで蓄積できます。
4. サイドバー機能
サイドバーは、ブラウザの右側に常時表示できるパネルで、よく使うツールやサイトに即アクセスできる機能です。
標準で利用できる主なツールは以下のとおりです。
- 計算機・電卓
- 翻訳ツール
- OutlookやMicrosoft 365のサービス
- 音楽再生(Spotifyなど対応サービス)
本来なら別タブで開くしかなかったツールを、メインの作業を中断せずにサイドバーで開けるのが便利なポイント。地味だけど作業中に効いてくる機能です。
5. Webキャプチャ(ページ全体スクショ)
普通のスクリーンショットだと、画面に表示されている部分しかキャプチャできません。EdgeのWebキャプチャ機能を使うと、スクロールが必要な長いページも、丸ごと1枚の画像として保存できます。
使い方は、ブラウザ右上の「…」メニューから「Webキャプチャ」を選択するか、ショートカットキー「Ctrl + Shift + S」で起動。「ページ全体をキャプチャ」を選ぶと、ページの末尾までを一枚絵として保存できます。
Webページを資料として保管したい時や、誰かに共有したい時に重宝する機能です。
Microsoft Edgeをもっと使いこなすための設定
最後に、Edgeをさらに快適に使うための設定をいくつか紹介します。
スタートアップ時に開くページの設定
Edgeを起動した時に、特定のページが自動で開くように設定できます。
- ブラウザ右上の「…」メニュー→「設定」
- 左メニューの「[スタート]、[ホーム]、および[新規]タブ」
- 「Microsoft Edgeの起動時」の項目で「これらのページを開く」を選択
- 「新しいページを追加してください」から、開きたいページのURLを入力
毎回見るニュースサイトやWebメールを設定しておくと、起動と同時にすぐ作業に入れます。
検索エンジンをGoogleに変える方法
Edgeの初期設定では、検索エンジンが「Bing(ビング)」になっています。普段Googleを使っている方は、Edgeの検索エンジンもGoogleに変更できます。
- 「設定」を開く
- 左メニューの「プライバシー、検索、サービス」
- 下までスクロールして「アドレスバーと検索」をクリック
- 「アドレスバーで使用する検索エンジン」を「Google」に変更
これでアドレスバーから検索した時の結果がGoogleに切り替わります。
拡張機能のインストール
EdgeはChromiumベースなので、Microsoft EdgeアドオンストアとChrome ウェブストアの両方から拡張機能を追加できます。広告ブロッカー、パスワード管理ツール、画面録画ツールなど、用途に応じてカスタマイズが可能です。
使い方は、ブラウザ右上の「…」メニュー→「拡張機能」→「Microsoft Edge アドオン」から好きな拡張機能を選んで追加するだけ。
セキュリティ機能:パスワードモニター
Edgeに保存したパスワードを、過去の情報漏えい事件と照合してチェックしてくれる機能です。漏えいの形跡があると警告してくれるので、パスワードを使い回している方は要チェック。
「設定」→「プロファイル」→「パスワード」→「パスワードの安全性チェック」から確認できます。
まとめ
Microsoft Edgeは、2019年当時とは別物と言っていいほど進化したブラウザです。
ざっくり振り返ると、
- 読み方は「マイクロソフト エッジ」、略して「エッジ」
- 2020年にChromiumベースに刷新され、Chromeの拡張機能も利用可能に
- 独自機能の目玉はCopilot(AIアシスタント)と垂直タブ
- コレクション・サイドバー・Webキャプチャなど、隠れた便利機能も豊富
- Windows標準搭載なのでインストール不要ですぐ使える
Windowsを使っているのにEdgeを試したことがない、という方は、この機会に一度しっかり使ってみる価値があるはずです。「読み方すら知らなかった」という人も、ぜひ青と緑のアイコンをクリックしてみてください。
※本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。Edgeの機能は随時アップデートされるため、最新の仕様は公式情報も合わせてご確認ください。














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