【Windows Update】「更新サービスに接続できませんでした」が表示される時の原因と対処法

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Windowsのパソコンを使用する上でちょっと厄介な存在として昔から敬遠されがちな「Windows Update」

すんなり終わってくれることもあるものの、うまく完了してくれなかったり不具合を引き起こしたり、何かとトラブルの種になることが多いんですよね。

 

Windows10では基本的に、アップデート処理は自動で完了してくれるようになったものの、相変わらずエラーは発生しているみたいです。

中でもよく見かけるのが、「更新サービスに接続できませんでした」といったメッセージが表示されてアップデートが完了できないエラーです。

 

今回はこのWindows Updateで「更新サービスに接続できませんでした」が表示された時の原因や対処法についてまとめてみたいと思います。

 

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Windows Updateにエラーが発生しました

タスクバーの通知を確認してみると、何やらWindows Update中にエラーが発生した模様。

と言うことでWindows Updateの画面を確認してみると、「更新サービスに接続できませんでした」というエラーメッセージが…。

 

文章を読み進めると、どうやらインターネットへの接続がうまくいかなかったために中断されてしまったような内容が書かれています。

ですが、きちんとネット環境を確認した上で再試行してみるも実行できず、手詰まりって方が多いみたいです。

 

では続いてこのトラブルについての原因や対処法についても確認していきましょう。

 

「更新サービスに接続できませんでした」の原因は?

Windows Updateで「更新サービスに接続できませんでした」が表示されてうまく完了できない場合の原因は以下のようなことが考えられます。

  • キャッシュデータ
  • Windows10の高速スタートアップ
  • ネットワーク接続設定

一般的には最後のネットワーク接続設定に関するトラブルが多く、実際ボクが遭遇した際もこれが原因でした。

 

ともあれ、とりあえずは順番に対処法を確認しながら試していってみましょう。

 

「更新サービスに接続できませんでした」が表示された時の対処法

Windows Updateで「更新サービスに接続できませんでした」が表示された時の対処法についてご紹介していきたいと思います。

後々設定値を戻したりするのが面倒なので、基本的には上から順番に試してみてください。
※ちなみにボクの場合は2番目の「IPv6」関連の対処法で解決しました。

 

DNSキャッシュを消去する

Windowsでは、ネットワークに効率的に接続するためにDNSキャッシュと呼ばれるデータを保管しています。

このDNSキャッシュ情報が古くなっていたり、不具合が起きていたりすることで、うまくWindows Updateが完了できない場合があります。

 

以下の手順でDNSキャッシュを消去してみてください。

  1. タスクバーを表示して「スタートボタン」を右クリックする。
  2. 「Windows PowerShell(管理者)」を選択する。
  3. 「ユーザーアカウント制御」が表示されたら「はい」を選択する。
  4. 「PowerShell」が起動したら以下のコマンドを入力する。
    • ipconfig /flushdns
  5. 「Enter」キーを押す。

これでDNSキャッシュを消去することができます。

改めてWindows Updateが完了できるかどうか確認してみてください。

 

「IPv6接続」を無効にする

Windowsではインターネットへの接続方式として「IPv4」「IPv6」という2種類の規格が採用されています。

 

基本的には「IPv4」がメインで使用されているんですが、今後さらにユーザー数などが増加した時に備えて、次世代規格としての「IPv6」が存在しています。

Windowsの初期状態では、この2つがどちらも有効化された状態となっているため、しばしば「IPv6」がネット接続に干渉してしまいがちなんです。

 

というわけで、この「IPv6」を一時的に無効化してやることで症状が改善するケースが非常に多いです。

以下の手順で設定を変更してみてください。

  1. +i」キーの同時押しで「Windowsの設定」を起動する。
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択する。
  3. 「イーサネット(有線接続時)」or「Wi-Fi(無線接続時)」を選択する。
  4. 「アダプターのオプションを変更する」をクリックする。
  5. ネットワーク接続画面で使用している接続を右クリックする。
  6. 「プロパティ」を選択する。
  7. 「ネットワーク」タブを選択する。
  8. 「インターネットプロトコルバージョン6」のチェックを外す。
  9. 「OK」をクリックする。

これで「IPv6」を無効化することができるので、改めてWindows Updateを試してみてください。

 

無事に改善した場合は、基本的には「IPv6」の設定を元の状態に戻しておくことをオススメします。

 

「DNSサーバー」のアドレスを変更する

「IPv6」と並んで原因としてよく挙げられるのが、「IPv4」のDNSサーバーアドレスに関する設定です。

ほとんどの場合は「IPv6」の無効化で改善することが多いとは思いますが、効果がない場合はこちらも併用してみてください。

 

手順は以下の通りです。

  1. +i」キーの同時押しで「Windowsの設定」を起動する。
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択する。
  3. 「イーサネット(有線接続時)」or「Wi-Fi(無線接続時)」を選択する。
  4. 「アダプターのオプションを変更する」をクリックする。
  5. ネットワーク接続画面で使用している接続を右クリックする。
  6. 「プロパティ」を選択する。
  7. 「ネットワーク」タブを選択する。
  8. 「インターネットプロトコルバージョン4」をダブルクリックする。
  9. 「全般」タブで「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択する。
  10. 以下の設定値を入力する。
    • 優先DNSサーバー:8.8.8.8
    • 代替DNSサーバー:8.8.4.4
  11. 「OK」をクリックする。

これでDNSサーバーのアドレスを変更することができましたので、Windows Updateが正常に実施されるかどうか確認してみてください。

 

なお、こちらもトラブル解消後は元の状態に戻しておきましょう

 

まとめ

今回はWindows Updateで「更新サービスに接続できませんでした」が表示されてしまう場合の原因と対処法についてまとめてみました。

Windows Updateがうまく完了できていなかった方はぜひ一度試してみてください。

 

ご紹介した内容が少しでも参考になることを祈っています。

 



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ABOUTこの記事をかいた人

auで3年ほど店舗スタッフを経験。 「店員から見ても公式サイトわかりにくい!」という憤りからユーザーが理解した上で利用できるサービスやガジェット情報の発信サイト「華麗なる機種変」の作成をする。 ものの、わかりやすい情報って作成が難しいことを痛感し、日々悪戦苦闘中… 少しでもあなたのお役にたてられれば幸いです。