iPhoneの初期化をする時なんかに、色々とややこしい存在の「iPhoneを探す」機能。
本来は失くしたiPhoneの場所を検索できたり、遠隔でデータを消去できたりと便利な機能なんですが、オンにしたままだとiPhoneの初期化後に色々とトラブルの原因になっていたんです。
ケータイショップや中古屋さんなんかでも、買取前には必ず「iPhoneを探す」機能をオフにするように指示されたなんて方も多いんじゃないでしょうか。
ですがどうやらiOS8.0のアップデート以降はこの機能をオフにする必要がなくなってたみたいなんです。
そこで今回は、「iPhoneを探す」機能をオフにする方法はもちろんのこと、オフにする必要がなくなった理由などに関しても詳しく調べてみましたので、よければご覧になってください。
「iPhoneを探す」をオフにする方法は1つだけ
まず最初に覚えておいて頂きたいのが、「iPhoneを探す」機能をオフにする方法はiPhone本体から操作する以外に方法はないってことです。
ネットでたまに、「パソコンからでも「iPhoneを探す」のWebページにログインすればオフにできる」といった情報が記載されているのをよく見かけます。
ですがそういった方法に関しては、あくまでもそのパソコンから見えなくしているだけで実際iPhone内の設定は変更されませんので注意してください。
iPhoneの設定から「iPhoneを探す」をオフにする
以下の手順で「iPhoneを探す」機能をオフにできます。
- iPhoneの設定アプリを起動する。
- 最上部の「プロフィール」をタップする。
※iOS10.2以前の場合は直接「iCloud」をタップする。 - 「iCloud」をタップする。
- 「iPhoneを探す」をタップする。
- 「iPhoneを探す」の項目をオフにする。
- Apple IDのパスワードを入力後、「オフにする」をタップする。
これで「iPhoneを探す」機能がオフになりました。
「iPhoneを探す」はオフにしておく必要はなくなった
ここまで「iPhoneを探す」機能をオフにする方法についてご紹介してきましたが、実のところ最近はこの機能をオフにする理由はなくなったみたいなんですよね。
少し前までは、この「iPhoneを探す」機能がオンのままiPhoneを初期化してしまうと「アクティベーションロック」という防犯機能が作動してしまい、もう一度同じApple IDでログインしない限りそのiPhoneを操作できない状態になってしまっていたんです。
そうなると例えば、初期化後にiPhoneを下取りに出したり、中古ショップに売った場合、回収先でそのiPhoneを再利用できなくなってしまうというトラブルが起きてしまうんですね。
そういった理由から以前は「iPhoneを探す」機能をオフにする方法は結構重要だったんです。
ですが、最近はそういった面倒な設定をする必要はなくなってるみたいです。
なぜならiOS8.0の配信以降は、初期化操作を行った時に自動でこの「アクティベーションロック」機能もオフになるように変更されているんです。
もちろんiOS8.0が対応していない機種に関しては気を付ける必要があるんですが、現状対応していない機種は「iPhone 4」以前の機種に限られるため、実質全機種と言っても差し支えないかと思います。
まとめ
今回は「iPhoneを探す」機能をオフにする方法とオフにする必要が無い理由というテーマで色々とまとめてみました。
ざっくりと振り返ってみると、
- 「iPhoneを探す」はiPhoneの設定からしかオフにできない
- iOS8.0以降のiPhoneはオフにする必要がなくなった
といった感じの内容でお送りしました。
オフにする方法を求めて来られた方も、自分のiPhoneのiOSバージョンが8.0以降かどうかを確認してみてください。
もし8.0以降がインストールされていれば、特に「iPhoneを探す」をオフにしなくても、初期化さえできれば自動でオフになってくれるということだけ覚えて帰ってもらえると幸いです。
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